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ダイエット情報との付き合い方

食事でいえば糖質制限、脂質制限、マクロビ、グルテンフリーetc…

運動でいえば筋トレ、有酸素、サーキットトレーニングetc…

ダイエットや健康にまつわる手段や方法って、ちょっと調べたらわんさか溢れかえるほど情報が出てきますよね。

糖質はあまり摂らないほうがいい、控えましょう。

と言われる一方で、

いやいや糖質は必要です、意識しておく(減らす)べきは脂質です、と言われたり。

運動も筋トレや有酸素の組み合わせが大事だと考える人もいれば、いやいやそもそも痩せるのは食事だけでいいんだ、と考える人もいます。

調べれば調べるほど、矛盾する主張があっちこっちに出てきて混乱するはずです。

私も、ああでもない、こうでもないと右往左往してきた人間なので、頭の中がひっちゃかめっちゃかになる感覚はとってもとってもよくわかります。

今日はそんな情報の海で漂流し溺れないために意識しておくと良さそうなことについて書いていきます。


ひとつの主義主張に過ぎない

糖質制限、脂質制限、菜食主義、マクロビ、グルテンフリー
筋トレ、有酸素、その他の運動の方法etc…

どれも「ひとつの主義主張に過ぎない」ということを大前提としておくと良いのではないでしょうか。

どの方法にも、それぞれメリット・デメリットはあります。

どの方法にも、それらの主張を裏付ける理由や根拠があります。

どの方法も、発信側はそれがいいと信じているから、単純に「これええで、やってみん?」とお誘い、おすすめ、声がけしているだけです。

もちろん、中には「これが絶対正しい、だからこれがいいんだ、やりましょう」と善悪、正しい正しくない、という感覚の中で発信している人もいると思いますが、やはりそれもその人が強く信じているからこその結果です。

圧があろうとなかろうと、やはりどれも考え方のひとつでしかないことに変わりはありません。

どれが絶対的に正しいとか、間違っているとかではなく、「ひとつの主義主張に過ぎない」のだから、「そんな考え方もあるのか」と知見を広める程度の姿勢で向き合うと良いです。

合うか、合わないか

ちょっとスマホやPCを開いて言葉を検索すれば、いろんな主義主張が出てきます。

明らかに論理として破綻している情報もあったりと、玉石混交であるということも否めないのですが、”私の主張”としては、「正しい・正しくない」「いい・悪い」という判断基準ではなく、「”じぶんにとって”合う・合わない」という基準で情報の取捨選択をすると情報に左右されません。

例えば、糖質制限が自分の体質やライフスタイルに合うのであれば、それは「”じぶんにとっては”、正しい」になりえますし、何かしらの支障をきたすのであれば、じぶんには合わない、として「”じぶんにとっては”、正しくない」というだけのことです。

一人ひとり違うということを理解しておく

大事なのは、”じぶんにとっては”という前置きです。

人というものは、多くの場合、いいと思ったことも、悪いと思ったことも誰かに共有したくなるものです。

素敵なお店を見つけたら、おすすめしたくなるように、これはいい!と思ったライフスタイルや食習慣、運動習慣など、同じような悩みや課題を持っている人におすすめしたくなるはずです。

おすすめすること自体、悪くありません。

おすすめすることで相手の中に選択肢が増えますし、逆におすすめされた場合も、やはりじぶんの中に選択肢が増える上、視野も広くなるだけです。

しかし、これが「強制」になってくると話は変わってきます。

先ほど触れたような、「これが絶対正しい、だからこれがいいんだ、やりましょう」と善悪、正しい正しくない、という感覚で人におすすめしてしまうと、「強制」です。

その方法をとらない人を批判・非難するのも、違うと思います。

理由としては、どれも沢山ある中のひとつの主義主張でしかなく、合う合わないは個々でありますし、さらにその情報を採用するしないは個人の自由だからです。

素敵なお店を見つけたから、それを誰かに教えてあげた場合、そこに行かなかったからって、めたくそに批判したりしないですよね?笑

それと同じです。

情報に翻弄されないために

さいごに、いろんな情報がある中で、左右されずにいるために頭の片隅に置いておくと良いのでは?というご提案です。

・どれも「ひとつの主義主張に過ぎない」ということ
・「”じぶんにとって”合う・合わない」という基準で情報の取捨選択
・誰かにその情報をシェアしても、採用するしないは相手の自由
・逆に、じぶん自身にも、情報を採用するしないを選ぶ自由がある
・どの情報も選択肢のひとつとしてストックする程度の気持ちでいる

例に出していた糖質制限や脂質制限、運動の方法に関しても、一人ひとり目的が変われば、どれを選択、採用するかが変わってきます。

目的が変われば手段も変わる。

だからこそ、選択肢のひとつとしてストックしておく余裕を持つことも大事なのではないでしょうか。

この記事の内容も選択肢のひとつとして受け取っていただけたら幸いです。



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