人生に音楽を♪歌う楽しさを教えてくれた『天使にラブソングを』
こんにちは!工藤です。
学生時代の部活は、
高校で合唱部、大学でアカペラサークルでした。
歌うのが大好きだったんですよね。
小さい時からひとりでよく歌ってはいましたが、
みんなで歌うのは、まぁ普通に好き、くらい。
そんなところから、
「みんなで歌うことはこんなにも楽しいんだ!人を変えるんだ!」
と思うきっかけになったのが、私の人生の1本ともいえる映画『天使にラブソングを』。
今回はこれについて紹介していきます。
1.不朽の名作『天使にラブソングを』
(画像引用:映画.com)
ネバダ州リノで働くクラブ歌手デロリスは、自身の愛人であるギャングのヴィンスが裏切り者を殺害する場面を目撃し、命を狙われる身となってしまう。
警察に保護され、新米尼僧として修道院に身を隠すことになった彼女は、高圧的な態度の修道院長のもと、規律に縛られた生活に耐える日々を送る。
そんなある日、聖歌隊のリーダーに任命されたデロリスは、歌手としての本領を発揮して冴えない聖歌隊を鍛え上げ、ロックやソウルを取り入れたパフォーマンスで街中の注目を集めるようになるが……。
(引用:映画.com)
初めて見たのは、小学生の中~高学年くらいだったかな?
金曜ロードショーで放送されたのを初めて見て、興奮と感動が止まらず、
「ゴスペルやりたい!」と思ったのを覚えています。
公開から29年経った今でも、私の中で斬新さが色褪せない、最高の映画です。
2.楽しむことこそが人を動かす
デロリスが指導者になって最初に披露することになった『Hail Holy Queen』には、ソウルミュージックの要素満載。
この映画のテーマ曲とも言えますよね。
『Hail Holy Queen』は、
もともとは『Salve Regina』というれっきとしたラテン語の聖歌。
劇中でも歌い出しはとても伝統的でしたが、これが一変、ソウルフルに!!
これで一気に心をつかまれた!という方も多いのではないでしょうか。
個人的に特に大好きなシーンは、デロリスがお尻を振りながら全身で指揮をするところ。笑
(画像引用:Yahoo!映画)
デロリスにつられて笑顔で歌うシスターたちや、
聞こえてくる歌声にひかれて集まってくるお客さんたちと同じ気持ちで、
私もこの強烈な曲を聴いていました。
ところが修道長からは、「聖歌への冒涜」として大目玉を喰らうデロリス。
しかし、デロリスはこう反論します。
「劇場やカジノは面白いから人が集まる。教会は行ってもつまらない。
それなら面白くすればいいの。楽しければ町の人も来るのよ。」
「音楽は人を動かす」とはよく言ったものですが、音楽は音を楽しむもの。
文字通り音を楽しんでいれば、人は心を動かされ、自然と集まってくる。
音楽に限らず、楽しそうにしている人を見ると、なんだか一緒にやってみたくなりますよね。
「人を動かす」ことは、自分が何よりも楽しんでいることなんだと子供心に学んだ映画でした。
3.No Life, No Music.
歌を歌うのは、いろんな人がいるから面白い。
聖歌隊は(見た目からして)かなり濃いシスターたちが多く、歌声もみんな特徴的。
それが練習を重ね、合わさることで、不思議な調和がとれて人を惹きつけていました。
歌いながら目を合わせて笑いあうシーンはもう最高ですよね!
子供心に、私も「いろんな人とハモりたい!」「歌で心を通い合わせたい!」と思うようになり、のちに合唱部に入ったりアカペラサークルを作ったりしたわけですが、この映画があったからこそだと思います。
今のNo Life, No Musicの根幹を作ってくれたこの映画に感謝。
ちなみに。
『天使にラブソングを…3』の制作が決まったと2020年に発表されました。
公開はDisney+でのみとのことですが、以前紹介した『魔法にかけられて』に続き、またしても会員登録の衝動に駆られています。
▼『魔法にかけられて』の続編が決定!現実に生きるディズニープリンセス
それでは本日はここまで。
最後まで見ていただき、ありがとうございました!
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