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保護犬譲渡会DEEPインパクト その3

初めて足を運んてみた保護犬譲渡会
厳しい現実を見つめ、私は沈黙する妻にこう言いました


「ペットショップの子でもいいからね?」


腹は決まった


妻からの返答はこうだった。


「かわいい子ばっかりだったね!
うっかり抱いちゃうとそのまま迎えそうだったので
遠慮しちゃったよ!」


うーん、ポジティブ
こうして私の腹も決まりました
すぐに次の譲渡会の日時をチェックするのでした
次はもう少し踏み込んでみよう

こうなるともうふわっとした話しはよくて
出会いありきだが実際に時間を進めるのだ

そして譲渡会への参加2回目


この譲渡会ではさらにショッキングな子に会った
ずっと吠えているのだが、


なんと声が出ていない


吠えすぎて声帯を切られている子の話も聞いた事が
あったがおそらくそういう子だと直感した。
残酷である。
残酷だよね。

正直になって全部話して全部聞く


一通りの子をみてこの子っという子はいなかったのだが
思い切ってスタッフの方にいろいろ話を聞いてみる事にした

1、完全に初めてのペットを飼う計画をしている
2、保護犬を迎える事を検討してる
 この子達はどういう子なのか
3、まずどうすればいいのか?
4、どういう環境が必要か?
5、そしてお金の問題である

軽く調べてはいたが保護犬達の
主な経路はこんな感じだろうか

・繁殖犬としてパパママだった子
・ブリーダーから放棄された子
・一般家庭から放出された子

他にも多頭飼育崩壊現場やこの年から法律が
変わったとかでブリーダーからかなりの数の犬が
放出された情報も聞いた。
ペットショップやオークションで売れなかった子も
いたのだろうか

また必要な設備環境、心構え、お金の問題
いろいろ聞いたが私たちの意思は変わらなかった。
この日はこの子という子には会えなかったがまた次回へ
思い繋ぐのであった。
かなり進んだのではなかろうか
手探りだったがまた一歩前進

予期せぬ一手

聞きたい話も聞けた
今回は何匹かのわんちゃんを撫でる事も出来た
前回同様に挙動のおかしな子もいたが
それはそんなに関係なかった。
ただただ、愛らしい子達だった

今日はぼちぼち帰ろうか、妻にそう伝えて
出ようとするとスタッフさんが
良かったらちょっと抱いてみませんか?
そのようなお声かけをいただく

え?え?あ?はい、、
いささか意表をつかれたが思い切って
抱かせてもらう事にした。
まるで生気がなく小さく震えた
小さな白いマルチーズの子だった。
女の子だそうでスカートのような洋服を着ていた
抱き方もわからないので聞きながら
その小さな身体を抱いた。

あたたかく、そして柔らかい
当たり前だ、彼ら彼女らは生きているのだ
小さなベロで私の指を少し舐めてくれました
私は妻に尋ねました



「マ、マルチーズはどうかな?」



「うん、かわいいね、
でも今日は帰ってミーティングしようか!」


違う様でした。。


この日はこれで終わりでしたが
実は直感がありました
多分次だ
次で決まると思う
そしてそんな予感は的中してしまう
人生って面白い



本日はここまでに
次回もまたよしなに

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