保護犬譲渡会DEEPインパクト 【最終話】
この写真の時はただただ可愛いとしか感じなかった
この時、キミはとっても緊張してたんだねぇ
前譲渡会からの空白
前回の譲渡会以来、私たち夫婦二人とも
仕事が立て込んで来ていた事もあり
数ヶ月間が空きます。
その間にもインスタで入園した子達を
眺めていてはかわいいね、この子もいいね
なんてフワっとした会話をしていましたが
直感がありました。
多分次にこの子という子が現れたら
きっと迷う事なく迎える事になるだろう。
物語はいつも突然始まる
その日奥さんは同窓会、私は仕事の締め切りを
かかえせっせと働く、そんな予定でした。
そして朝イチのインスタ、
ビビっと来る子の写真が。
一見犬種が何かわからないが
ふわっとした、それでいてちりちりでもない
パーマ?かわいらしい眉毛、
くりっくりの目、
ああ、多分この子だ。
不思議とそう直感したのをよく覚えています。
それは同時に奥さんもそうだったようだ。
しかし彼女はこれから同窓会、
多分これだけ可愛い子だと1〜2日で里親が
決まってしまうケースもあり、支度をしながら
思考を右往左往させている奥さん。
夕方、まだこの子がいたら会いに行ってみよう
そう奥さんに伝えました。
そして夕方、
シェルターに問い合わせていた奥さんから
夕方電話がありました。
「まだいる!!」
「んじゃいくっぺ!!」
恐らくそうなるである事を予想していた私は
あらかじめ仕事を済ませ、出かける準備もしていました
いざ出陣!!
そして私たちの前に天使が現れた
いた。でもなんでサークルの外におんねん
まぁそれはよい
かわいい
なんだこのモフモフ
なんだこの眉毛
係の人がこの子の事を教えてくれて
そしてついに抱き寄せます
ぜんっぜんこっち見ねぇ!!
でもかわいい!!
そしてすぐどっか行く!!!
でもかわいい!!
彼のこの行動の意味は後々知る事になります。
私は正直な話し、あまりにも私達を
嫌がっているように思えてしまい、
奥さんに本当にこの子でよいのか尋ねました。
メロメロになりすぎて全然おらの話し聞いてねぇ!!
あ、これ決まったかも
私たちの腹は決まった。
まずは審査に申し込み。
週末はすぐに審査結果が聞けるという情報も
得ていたので話は早かった。
ほどなくしてOKの結果を受け話しを進めます。
ちょっとはしょります。
迎えるに当たって
①健康状態の説明
②保険への加入
③寄付金、スタートキットのやり取り
こんな感じだった。
ところが急に決めたのでもちろん家に設備が無い
迎えるのは数日後にしてもらうか、、
そんな事も頭をよぎりましたが係の方から
下の階にペットグッズショップがあり
大体のものは揃うと。
私は腹を括りました。
よし!担いでかえろう!!
犬と、ケージとクレートに犬用トイレに水飲みセットに
ごはんやらあとなんだ、忘れた!
あれ全部で何キロあったのだろう
キン肉マンに出てくるような何かでかいものを
担いでいる超人のように帰って来ました。
確実に道ゆく人に引かれていたと思う。
うちは車というものが生活圏になく
このまま電車で連れてかえりました。
自分を褒めたい、切に
そして始まる物語
こうして私達夫婦とガルの生活が始まります。
書き出すとぽろぽろと思い出が溢れ出し
やたらと長文になるばかり
ひとまず私達の譲渡会巡りはここまでに。
長文お付き合いくださりありがとうございます。
また次回もよしなに。
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