カトヴィツェに短期移住して思ったこと
現在、ヨーロッパを中心に海外を転々と移住している私が約ひと月、ポーランドのカトヴィツェに滞在して気づいたことや思ったことなどを紹介させて頂きます。カトヴィツェへの長期旅行や移住を検討されている方のお役に少しでも立てばと思っております。
■カトヴィツェはどんなところ?
カトヴィツェはポーランドの都市で、人口は約30万人です。この都市は産業の中心地として知られており、鉄鋼や石炭などの産業が盛んです。また、カトヴィツェは豊かな文化的遺産を持っており、美術館や劇場などが点在しています。
観光では、モダンな建築物や歴史的な建造物を楽しむことができます。さらに、周辺には森林や大型の公園もたくさんあり、自然と文化が融合した美しい都市です。
■気候について
カトヴィツェの気候は穏やかで、四季がはっきりと感じられます。夏は温暖で、平均気温は20度から25度程度とされておりますが、近年では30度を超える日も珍しくありません。日中は比較的暖かく、涼しい夜を過ごすことができます。冬は寒冷で、平均気温は0度以下になることもあります。降雪もあり、美しい雪景色が広がります。私が滞在した5月は日本よりも少し肌寒いと感じる日が多かったです。それでも天候に恵まれていれば、日中は半袖で過ごせるほどの暖かさです。
また日本の梅雨ほどではないのですが、雨の日もかなり多かったです。そのため、滞在中は少し厚めのアウターから半袖まで準備が必要でした。滞在期間が長くなる方は日本と同様にそのシーズンに合わせた衣服や寝具の準備が必要となります。
■通貨と物価について
ポーランドではズウォティ(PLN)が使用されています。物価は一般的なヨーロッパの都市と比較して、やや低めです。レストランやカフェでの食事はリーズナブルであり、公共交通機関、スーパーマーケットや地元の市場での食料品や生活用品もお手頃な価格です。なお、小規模のお店などではクレジットカードが使えない場合もありますので、常に現金はある程度、持ち歩く必要があります。
また近年の物価高や円安の影響もあり、日本と比較すると、どの項目においても少し高いと感じるケースもありました。とは言え西ヨーロッパや北欧に比べると遥かに物価は安いので、ある程度の節約を心がければ、日本と同等の生活水準を送れると思います。
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?