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娘が2歳になるのを機に、お迎え時間を30分早めた。これは、私の決意。

このnoteで何度も触れている「保育園の保育時間どうするか問題」。

娘は、平日8時〜18時の1日10時間「保育標準時間」(保育園には、1日の最大利用時間が11時間の「保育標準時間」と、8時間の「保育短時間」という2つの保育時間区分がある)で申請している。

これはおそらく、時短せずに働くサラリーマン家庭では一般的な保育時間だと思う。(私はフリーランスなので、フリーランスママにしてはもしかすると長い方なのかもしれないけど)

だけど、どうしても、「自分だったら保育園に10時間はいたくない」と思う気持ちがよぎり、さらに私は幼少期に保育園が嫌いだったことも相まって、すごくすごく娘に申し訳ない気持ちになってしまっていたのだ。

さらに、今年。

1,2歳児クラスになると2歳差の下の子が生まれて育休中のママが増え、そうなると15時とか16時台にお迎えにくる人も多い。もともとクラスの大多数が時短などで早めのお迎えだったので、17時半を過ぎると同じクラスのお友達が1,2名しかいない状況に。

私はかつて、どんどん周りのお友達が帰って、人が少なくなる夕方は本当に苦手だった。母のお迎えをいまか今かと待って、保育園の窓からずっと外を確認していた。保育園の先生にうまく甘えられなかったこともあり、本当に心細かった。

特に夕方は子供の帰宅時間と被るので、保育園としてのプログラムも特になく(日中は絵の具や運動などいろいろカリキュラムがある)、わざわざ保育園に居させる意味があるか?というと保育してもらえる以外にメリットを感じてはいなかった。

そんなモヤモヤを抱えつつも18時にお迎えをしていたのだけれど、今週、娘が2歳になった。

2歳というのは、私にとって育児の重要なターニングポイントだと思っている。ちょうど私の幼少期の記憶で最初に残っている記憶が2歳の頃のものだからだ。

2歳下の妹の出産のため、祖母の家に預けられた日の記憶。母と離れて数日暮らすという底なしの不安と、恐怖、孤独。そんな記憶が私の最も古い記憶だ。そしてこれらの恐怖はなかなか私の元を離れず、折に触れてひんやりと背筋を撫でてくるような、長く付き合った恐怖となった。

そう、だから。2歳になると、もうここから、彼女の「思い出」がはじまっている可能性がある。

だからこそ、その思い出を少しでも楽しいものにしてあげたい。最初の記憶が私のように「不安」や「孤独」ではないようにしたい。

そう思った途端、私はお迎えを30分早める覚悟が決まった。今週から始めた17:30お迎えだけど、今週は守り切れた。

30分早く迎えに行くと、見える景色はガラッと変わった。

同じ17:30お迎えのお友達と近くの公園で遊んでから帰ることができるのだ。みんなこの時間、園の近くでちょっと遊んで、ママパパたちはおしゃべりしつつ見守りつつ、過ごしていた。

私も保育園のあとちょこっと遊んで帰るのが好きだった。

✳︎

たった30分だと思われるかもしれない。

だけど、ほんの3年前まで残業が当たり前、夜も仕事をするようなスタイルをしていた私にとって、そもそも残業ができないだけでも大きな変化だったのだ。

それがさらには30分、1週間だと2.5時間も稼働が減るのだ。私にとってはさらに大きな変化だった。

夜に仕事を残してしまう日だってある。だけど、決めたらあとは動くだけ。効率的に仕事をして、無理なら受けない。それをただ徹底していくだけ。

来週からも私は30分早くお迎えに行けるよう、徹底的に仕事を見直していきたい。

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