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親との関係性が悪い私が、子どもを持つと決めた時。

この話題はとてもセンシティブだし、個人的すぎるので有料にしています。「子供 なぜ 産む」で調べると、お金とか自分の子がみたいとか、そういう記事が出てくるのだけど、そのどれにも当てはまらないような気がして。「私はなんで産みたいと思ったのか」についてずっと考えてきたことを、年内最後に描き切りました。

一番最初に「家族」(それは父・母・子供という構図をイメージしていた)を意識していたのはいつだっただろう。

子供の頃からお絵描きが好きで、特に(自分が将来なりたい)家族や持ちたい家の間取りの絵を好んで描いていた。

新聞に挟まった、不動産の2色刷りのチラシが本当にたのしみだった。(間取りが見れるから)

ここは子供部屋にして、玄関近くは客間で、キッチンは対面。そんな風に理想の家族とそのための間取りを考えている時間は「いつかここではないどこかで、理想の家族と理想のお家で暮らせるはず」という祈りに近いものだったのかもしれない。

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