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「どーせ勝たないからさ~」は「観てない」って意味じゃねぇぞコノヤロー

観てんだよ、こちとらいちおう。今週はレイダース (Las Vegas Raiders) とのマンデーナイトだ。
え~っ、しかしこれ振り返るの? やだな~。(直球)

ボックススコアはこれだァ! クソが!

試合前の予想はややグリーン・ベイ (Green Bay Packers) 寄りだった。
僕もまあ、正直なんとかなるんじゃないかと思っていた――ジョーンズ (Aaron LaRae JONES; #33) が欠場するのを知るまでは。そして、おそらく多くの視聴者の想像を超えてグダグダした試合になった。

両軍ともに似たりよったりのしょぼくれた数字を稼ぎ、あっちへ行けばインターセプション、こっちへ行けばフィールドゴールを失敗。相手の WR1 に LB をマッチアップさせてみたり 「なんでそんなことしてんの?」とみんなが頭を抱えそうな悲しい成績が残った。見た目はそんなに変わらないんだけど、この試合は、きのう行われた試合群とはなにか違うルールが適用されているのだろうか?
ガローポロ (James GAROPPOLO; #10 綴りがわかりにくい) も最初はブレイディ (Thomas Edward Patrick BRADY Jr.) みたいにプレイしていたものの、最終的にはいつものジミーを感じさせる成績に落ち着いた。

ジョーンズがいないのに最初のドライヴから地上攻撃をメインに据え、3rd & 11 でブロッカーがほとんどいないスクリーンを入れてみるなど、まるで「前パスは無理です」といわんばかりのコールを繰り出すラフルーアー (Matthew Robert LaFLEUR; HC) をイライラしながら観ていたが、その後のカスみたいな読みで発生したインターセプションはその主張を裏付けるものだったといえる。つまり、マットはおおむね正しい。手持ちの材料でやれるだけやっているのだ。たぶん。
用意してきたプレイは機能していた感じだったとはいえ、弾が切れるのが早い。特にエンドゾーンを目の前にしたとき手札がないのが決定的にいけない(もっともこれは以前からの課題だ)。いつか、このへんをごまかせるようになるのだろうか。

いっぽうのレイダースも、脆弱な OL ながらそれなりだった。2nd & 1 でトゥシュ・プシュを選択したのは首をひねらされたが、のちに同じような状況からラッシュを出すための布石だった。当たり前だといわれりゃそうだが工夫があるわけである。もっと優れた QB なら楽勝だったかもしれない――もっとも、これはどちらの側も同じ想いだろう。
しかし、最後のフィールドゴールはちょっとどうだったか。結果的には勝利を得たが、個人的にはナシだ。1 ヤード進めば試合は終わりなのに、決まってもまだ 7 点差の、まずまず遠い距離のフィールドゴールを選択するのはセンスがない。レイダース人気がなかった理由もこのあたりに感じられた。

細かい話を知らなくて恐縮なんだけれども、ラヴ (Jordan Alexander LOVE; #10) の手の指は折れているのか? それともレシーバーの手が折れているのか?
なんかもう、あまりにもドロップを見るせいか感覚が麻痺していて、ドロップなのかそうでもないのかよくわからなくなってきている。誰もいない地面に着弾するところもしばしば見るが、誰が悪いのかよくわからない。もしかしたら両方悪い可能性まである。
ただし先週はレシーバーだった気がする。ラヴがまだポケットにいるのにルートを放棄して奥に行ってしまったとか、そんな感じだった。

そんなわけで、今週ももっともキャッチの回数をこなしたのはルーク (Lucas Stone MUSGRAVE; #88) だ。もちろん TE だから基本的に距離が短いとはいえ、落とさないのは大事だ。ボールを落とさないのは大事。なんだかバカみたいな言葉だなぁ。


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