投資哲学の作り方

どうも、個人投資家syoです。
復活のshoでは、投資哲学をまとめております。
投資哲学こそ、不変であり、この考え方なくして、投資の達人にはなれないと思っています。
自分自身が投資哲学を習慣として落とし込むことを目的に記事を書いていますが、投資家として修業している誰かの役に立てば、幸いです。
前回は、投資哲学とは何か、なぜ必要なのかを記事にしました。

今回は復活のsho! 第5.5章です。


投資哲学の作り方

投資哲学とは、
1、投資の真実:市場はどんな風に成り立っているか、価格が動くのはなぜか、損益を決めるものは何か
2、価値を判断する方法を含む価値の理論
3、何をもってよい投資とするか
に関する一連の信念である。

また、投資哲学は、一朝一夕にできるものではなく思考の研鑽の集積体である。なので、まずは投資哲学(仮説)を作ることになる。

今までの経験、知識、尊敬できる投資家の哲学などを参考にしながら、上記1~3を順に考えていく。
投資哲学(仮説)を下記に考えていく。

投資の真実

需要と供給のバランスによって、価格は動く。
短期的(スキャルレベル)な視点では、需要とは株価が上がると考える人の多さで決まる。供給とは、株価が下がると考える人の多さで決まる。
そして、株価が上がる、下がると考える理由はさまざまである。市場に参戦している人のタイプ、スタイルによって異なる。ただ、多くの人はチャートや歩み値、板などから発せられるシグナルを元に株価の上下を考える。

長期的(半年以上~企業生命まで)な視点では、企業の成長期待値で株価は決まる。では、企業の成長期待値は何で決まるのか。
1、経営者の経営能力、理念、考え方、行動力を生み出すパッション
2、資産の使い道が、成長に関わる投資である
3、その事業に強烈な参入障壁があり、その障壁は今後崩れない
4、今後の技術革新、政治的変化、文化的な変化によって事業成長に関わる影響を受けない

また、長期的な視点では、まだ足りない。本来、ROEなどの指標も取り入れられるとよいが私の理解が浅く、導入できていない。ここはまだまだ思考の研鑽が足りない。


価値を判断するための方法を含む価値の理論

これはどういうことか。
つまり、価値の判断方法や価値に関する独自の理論である。
価値の判断方法としては、短期的(スキャルレベル)では、歩み値の勢いやチャートなどが考えられるが、これに関しては、全くと言っていいほど、私は無知である。だからこそ、私は価値の判断方法や価値に関する独自の理論を構成できるように並外れた経験を積む必要がある。


何をもってよい投資とするか

これに関しては明確な基準が私にはある。
・買いと売りをワンセットとして、その行為にシステムまたは根拠があり、再現性があると確かめられた投資。または、システムや根拠を再構成し、再現性を確認できた投資
・感情に左右されない投資
・年を通してインデックスをアウトパフォームできた投資
・独自のシステムに忠実な投資


まとめ

以上、3つの観点で投資哲学(仮説)を構成してみた。
「投資の真実」と「価値の理論」に関しては特に経験が必要な要素である。
また、経験に加えて思考の研鑽も必要である。
投資哲学(仮説)というのは成長過程において、進化・変化するものであるから、3か月に一度見直していこうと思う。

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