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文章力の重要性

大人になってつくづく思わされるのは、文章を書く能力の大切さだ。
仕事の場面において、提案や報告など様々な場面で求められる必須のスキルだ。
一方で、文章による誤解や事故は非常に多い。
口頭であればすぐに修正できるものの、文章はそうはいかず、場合によっては最悪なエビデンスとして残ってしまう事も。
だから、大切な議題の時こそ、慎重にならなければならない。

文章を書くうえで一番大切なことは、「何を伝えなければいけないか」を明確にすることである。そのゴールに向かってストーリーを組み立てる必要があるのだ。しかしながら、ゴールへ向かうまでのストーリーで、不容易な一文に躓き、遠回りをしてしまうケースが多々見られる。厳しい上司であればなおさらだ。

そうならない為のポイントとして以下の3つが挙げられる。
①情報が多ければいいというものではない。何を伝え、何を伝えないべきなのかを確認する。
②長文を避け、なるべく文章を区切る。
③文章を寝かせる。

①情報が多ければいいというものではない。何を伝え、何を伝えないべきなのかを確認する。
ついつい、あれもこれもと書き綴ってしまう人がいるが、ビジネスシーンでは言わない方が良いことが非常に多い。ましてや文章は、前述の通りエビデンスとして残るものであるので、伝える文章は確定した情報の中から相手の求める答え(ゴール)に対して、必要最低限の回答をすることだ。逆に問い合わせや質問については風呂敷を広げてよいと考える。(もちろん事実ベースで)相手のつまずくポイントをイメージし、複数のストーリーの一部を見せてから、自分の求めるゴールへの誘導などは客先の信頼を保ちつつ、信頼を獲得するコツである。

②長文を避け、なるべく文章を区切る。
人によっては短い文章は稚拙だという人もいるが、ワンセンテンス・ワンメッセージはとても読みやすい文章になる。逆に長文のメッセージは、文章のメリハリが無くなってしまううえに、本当に伝えたい内容が分散化されてしまう可能性が高い為、読み手に対して考えさせる時間を与えてしまうことも。適度に区切り、ワンセンテンス・ワンメッセージを意識するとスッと読み取れる文章に近づく。
(余談であるが、文章を細かく区切ったとして、そのことを指摘する人にあったことはない。フォントサイズが0.5違うことを指摘する上司でさえも。)

③文章を寝かせる。
文章を寝かせるというのは、自分の文章を少し時間を空けたあとで確認するということだ。人間は本当に不思議で、その時に絶対にミスはないと自信を持った仕事でも、数時間後に確認すると全く違うことが多々起きる。その時の自分と未来の自分は別人なのだ。だからこそ、相手に伝えるための文章を今の自分と未来の自分の2つの視点で確認することで、その文章がブラッシュアップされていく。

今日は働く私が感じた文章力の重要性と書くポイント3つを記事にした。
この記事が少しでも参考になれば。


おしまい。



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