タイの希少なトリとバードウォッチングスポット
はじめに
突然ですがタイとトリの話です。
年間を通して暖かい気候が続くタイには多くの生態系が存在しており、なかでもトリは約1,000種類近く生息しているため、バードウォッチャー民にとってはたまらない国の1つとなっています。
タイで見れる希少なトリ
タイの国鳥として知られる「シマハッカン」は、国民に愛される鳥の一種で、一般的には標高800m以下の常陽広葉樹林や竹林に生息すると言われています。しかし、「シマハッカン」は一時5,000羽程度に減少し、希少動物として保護されるなどの過去もあり、見られるとラッキーな鳥ともいわれています。
更に、もう一羽の絶滅危惧種として保護された鳥が「マクジャク」です。
マクジャクは最大全長300cmと非常に大きく、キジ目では最大種と言われています。主に森林の水辺を好む特徴があるうえ、子育てはすべてメスに押し付けるなどのオスには貞淑関白な一面があります。
首都バンコクから数時間で行けるオススメスポット 3選
1.ケーンクラチャン国立公園
バンコクから車で2時間半程度に位置するタイ国内最大の国立公園で、国内有数のバードウォッチングスポットとして知られる。このエリアでは、300種類の野鳥が見られ、年間を通してバードウォッチングが楽しめると言われています。また、2021年には世界自然遺産にも登録されるなど、世界も認める絶景も魅力です。
2.カオヤイ国立公園
タイで最初の国立公園で、コチラも2005年7月に世界自然遺産に登録されました。この森林地帯では、ハイキングコースとなっており、392種の鳥類だけでなく、テナガザルなどの貴重種も見ることができます。アクセスとしては、バンコクから2時間半程度となっており、年間平均気温は約21℃でバードウォッチングには最適な気候となっています。
3.シーナコーン・クアンカン公園
バンコクから車で40分ほどにある自然豊かな公園でマングローブが生い茂るジャングルの中を、レンタル自転車で周回できる都会のオアシスとして人気です。バードウォッチングタワーなどが設けられているので、運が良ければ色々な鳥が楽しめるかも。(一部では、タワーがそんなに高くないので、遠くが見渡せず、緑ばかりが見えるという声も。)
おわりに
タイは、自然豊かで多くの動物たちが暮らしていて、幸福度の高い国と言われるのも納得です。是非、現地の美味しいグルメと共にバードウォッチングを楽しんでください。
おしまい