旅に出なさい
1月3日は渋谷にいた。
今更ながらプレイステーション4を購入しました。
ずっと欲しいな、と思っていたのだけどオンライン、オフラインともに各所でずっと品切れが続いていた商品で、2020年は自宅で過ごす時間の増加ということもありゲーム関係は軒並み手に入らないという状態だったのです。
（ちなみに交通事故の件数は1948年から数えて最も低かったようです）
秋口に新型の”5”が出たことによって”4”は型落ち、お役ごめんになったようで、型落ちしたことでそもそもの価格がぐんと下がっているにも関わらず「新年だから」とさらに5000円も安くしてくれていたのです。
#渋谷のヤマダ電機さんありがとうございます
ところが欲しいソフトがなかったので、近くのビックカメラさんに立ち寄ることにしました。ヤマダ電機の紙袋を抱えてビックカメラに入店する、という。
検温機に引っかかるどころか、それ以上に何かまずいことが起きるのではないかとビクビクしたのですががもちろん何も起こらないです。
うちの卒業生がビックカメラで買い物をしつつ、近くの茶亭羽當という喫茶店でお茶をしていたらしいですが、新年のビックカメラはどこか縁起がいいのですよね。ツイている気持ちになれる。
欲しいソフトは手に入りましたが、プレイステーション４の価格はヤマダさんと同じだった。
#ビックカメラさんも頑張っている
#まとめてこちらで買えばよかった
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実はもう仕事の話や映画や音楽以外でテンションが上がることはほとんどないと思っていたし、実際そうだったのです。あまり興味を持てないことの方が多くて退屈だなと思う時間が怖く、意味のないことはあまりしないようにしていました。
ところが自宅に帰ってプレイステーションの箱を開けた瞬間、自分の気持ち（テンション）が高まっていくのが手にとるようにわかりました。小学生の頃に、スーパーファミコンとファイナルファンタジー6を買ってもらった夜のあの「えも言われぬ」気持ちが蘇ったのです。
学生の頃はゲームに明け暮れていたのでもともと好きなことだったのですが、ここまで気持ちが高鳴るとは本当に想像もしませんでした。
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以前、誰かの言葉を引用したのを覚えています。それが誰の言葉だったか覚えていないのですが、その言葉は
「旅に出なさい。世界はあなたが思っているよりもはるかに素晴らしい」
という旨のことでした。
世界を勝手に狭くするな、と。
僕は畑を耕すことはずっと一生懸命だった。深く深く掘っていた。が、それだけで、”遊ぶ”ことを忘れていた。
オランダのヨハンホイジンガという歴史家は人間を「ホモルーデンス」と名付けました。人間の本質は「遊び」だと言い、遊びから文化が生まれると言ったのです。知恵や製作だけでは足りぬ、と。（むしろ不適切であるとも言います）
僕はずいぶんその遊びをしていなかった様に思います。
よりいい畑を作るには、遊ばねばならない。畑を作ってから遊ぶのではない。順番が違うのです。遊ぶことで畑は良くなる。
「旅に出なさい。世界はあなたが思っているよりもはるかに素晴らしい」
まだまだ遊ばねばな、と思いながら明日から仕事始めです。
#プレステをやるときの理由に使っていいよ
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