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表参道と原宿の中間に位置するモントークが閉店するそうです。
モントークは表参道沿いに位置し、1970年代〜90年代にオープンカフェの先駆けとして人気を集めた「カフェ ド ロペ(Café de Ropé)」跡にオープン。2000年代の東京のカフェブームの火付け役として知られる山本宇一がプロデュースを手掛け、カフェ ド ロペのDNAを受け継ぎながら看板のない隠れ家的なカフェとして注目を集めた。カフェ ド ロペと同様に多くのクリエイターや芸能人からも愛され、ファッションブランドのイベント会場にも採用されてきた。ジュンは「時代は移り変わり、文化の発信の在りようも多様化している。原宿・表参道でのモントークの役割は果たせた」として閉店を決めたという。
あの街に行くとついLOTUSヘ行ってしまうのですが「山本宇一プロデュース」のお店が大好きなのでモントークへ行くことも多く、とても思い入れのある店です。
この2000年代のカフェブームの最中に生まれたお店が本当に大好きなのです。
以前も書いたことがありますが、仙台に帰る前には上野駅のwired cafeで食事をすることが多いです。
この盛り付けわかりますでしょうか。この雑(いい意味で)な盛り付け。
これが本当に愛おしい。そして食べてみるとこのルックスからは想像できなような美味しさ、ときている。
内装もごちゃごちゃしているし決して整っているわけではありません。スタッフさんもとびきり最高のサービスマンかというとそうではないです。
でも全てが「ちょうどいい」のです。
モントークは接客が最悪で味も美味しくない、と言われますが僕にとってみたらそんなことはないです。本当にいい塩梅。
僕は飲食店をやっているのでつい肩入れしたくなるのですが「接客が良くない!」とコメントできてしまう人はお店からしたら「招かれざる客だったかもしれない」という事実です。
もう行きません、と書いている人はいつか出入り禁止になる人だった、という可能性です。事実は一つですが真実はたくさんあるのです。モントークに限らずにそういうことはありえます。「いいお客だったか?」ということですね。その抜け落ちたところこそ大事な気がします。
他の人がどうかは知りませんが僕はお店にトップクオリティの味もサービスも求めていません。店に過ごしに行っているからです。
可もなく不可もなく、でいい。
自分の機嫌は自分で取るみたいなことをみんな言っているのに飲食店に行くと急に「自分の主人」が店の人や料理になってしまうのです。
原宿のあの場所で一息ついてゆっくりさせてもらえるだけで感謝しかありません。(いや、そもそもスタッフさんも料理も最高ですが)ちょうどいい店がまた無くなる。
モントークの皆さん、お疲れ様でした。記憶に残る、文化のある最高の店でした。
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お店にも来てくださいね〜〜!!