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確認

サービスをするときに一番大事なことは「情報」です。

そのお客様の好みや、コーヒーに砂糖とミルクを使うか、とか。もちろん家族構成や名前まで把握できていればいいですがそれは難しいかもしれませんね。それを聞くタイミングをずっと探しているのですがどうやら「無い」のです。

↑カフェの場合

カウンターがあってbarの真似事みたいなことをしていた時はお客様とお話をする機会が多かったので自然と教えてもらうこともありましたが今はそれもできませんので。

そういう難しい点もありますがお客様の情報は多い方が「扱いやすい」のです。

情報が多いということは「聞かなくていいこと」が増える、ということです。聞かない、ということは「質問」と「回答」がその場から消えてなくなるということです。

「サイズはどうしますか」「ポイントカードはありますか」「駐車場のご利用は」のようなやり取りがなくて済む、というのは負荷がなくていいです。

でも、たまに情報の確認をするようにしています。1年に1回くらいでしょうか。

「いつも通り、カフェラテには砂糖おつけしなくてよろしいでしょうか?」

のように「いつも」と「現在」で情報に違いがないかをさりげなく探ります。

僕はたまにカフェラテのようなミルクビバレッジにガムシロップを入れて飲みたい日があって、でもそれは本当にたまの気分でそう思うだけで絶対そうしたいということはないのです。だからいつもいくお店で「ガムシロップ使いますか?」と聞かれると「使います!!」となる。聞かれたならたまに気分を変えて、と。

情報に変化がないか、を確認(というと言い方が悪いですが)してくれている、きちんと気を回してくれている、と感じることができるのです。

なので「気分の変化」を毎回キャッチしてやろうというのは無理なので頻繁にはしませんが1年に一回くらいは「情報にズレはないか」の確認をおすすめします。

googleや食べログの情報が狂っているなんて、いうのがザラにあるように人間の情報は確認した方がいいです。

テクニック的な話であまり誰にも言いませんがその確認ついでに「いつからストレートを好むようになったんでしたっけ?」みたいな感じで「情報の裏付け」を撮っておくと覚えやすいし、忘れないんですよね。

しかもバレないように、自然に。

話のネタにもなるので。

情報の確認と裏付け、大事です。

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山路 裕希(YUKI YAMAJI)
お店にも来てくださいね〜〜!!