オーディオマニアの視点から聴く配信音源
ブログ仲間のぱすてるさんが、非常に良くまとまったクオリティの高い記事を書いてくれていますので、私は
の項目について、個人的な経験を基に当記事を展開していきます。
Amazon Music Unlimitedを解約しました
契約当初はPCから立ち上げてメインシステムで聴いていた時期もありますが、そのうちBluetooth接続でベッドサイドに設置したスピーカー Cambridge Audio YOYO(M)で流し聴きするようになり、最終的にはその環境でさえ1年以上全く聴かなくなっていました。これではいくら値下げされて月額780円になったとは言え、無駄なので解約してしまいました。
サンプルレートが高くても、音が悪いと感じる不思議
Amazon Music Unlimited内で配信されている音源は、SD・HD・UltraHDの3種類で、320kbpsであるSDの数は少なかった印象があります。850kbpsのHDが全体の多くを占め、1割くらいが「ハイレゾ」のUltraHDという感じでした。
なので普段聴いているCDからリッピングしたファイル、またはe-onkyoやPresto musicから購入したハイレゾ音源と、容量は変わらないわけです。しかしamazon
musicのプレイヤーをPCで立ち上げて、メインシステムで聴いてみると・・・
明らかに音が悪い。滲んでいて、もやっとした感じ。変に高域をイコライザーで弄って持ち上げているような・・・(実際には改変してないと思いますが)
ここで重要なのはHD・UltraHD双方で、抱く印象は全く変わらないということ。僅かに音の肌理が細かくなったかな?ぐらいの差は感じなくもないのですが、音のクオリティの本質はそこにはないと直観が働きます。
クラシック音源のDL購入はPresto musicがオススメ♪
PCオーディオの肝は「プレイヤー」の音質
実は再生プレイヤーによって固有の音のキャラクターがそれぞれ存在します。
一般に馴染みの深いiTunesの音が、我々オーディオマニアの基準からはどうしても受け入れられず、多種多様なソフトが開発されて皆四方八方に散って、そのプレイヤーの音を試し、また次へと乗り換えていく様が見られました。
foobar2000 , AIMP , MediaMonkey , MusicBee , Lutea , Fittle , TuneBrowser…
上げるとキリがないほど乱立するわけですが、どのソフトも「固有の音の癖」を持っています。それが自分の好みに合うかという点で選ぶ時代がしばらく続いた後、クオリティが洗練されてくると、目立って音の良いソフトが絞られていきます。結局現代ではフリーソフト文化も段々と廃れつつあり、やはり質の高いものはどれもシェアウェアを購入するという形になっていますね。
私のプレイヤー変遷を大まかに辿ると
foobar2000→フリーソフトを転々とする→TuneBrowser(ここからシェアウェア)
→Audirvana Origin→roon
という流れです。
roonは非常に多機能で、詳細を説明するには別記事を立てないと・・・
roonで再生するストリーミングの音質は?
roonは、TIDALやQobuzと連携させて配信音源をroon上のプレイヤーで再生できる機能があります。配信業者は日本での正式契約について準備中であり、私はまだ試すことができていません。しかしおそらく上記のamazon musicでの再生よりも音質は良いだろうという予測を立てています。それほどに「プレイヤー」の完成度は重要であるということ。
それでも、一番最善なのは自前でファイルをNASやUSBストレージに格納して、そこから読み出すことなのだろうなと思ってはいます。同じ音源を自分でリッピングしたデータと、Qobuzの配信で聴き比べしたら、多分それもまた音違うだろうな。(マニアック過ぎました
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