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夏という事で、映画のミッドサマーを見た感想。
ミッドサマーのストーリーが一段と腑に落ちないけど、こういった終わり方も美しいよね!っていうのをヒシヒシと感じた映画でした。
ホラー映画の一般的なストーリーとして、
①大学生(仲間達で)が夏休みを使って、思いで作りにバケーションに行く。
②バケーション先の現地で色々な怪奇現象が起こる。
③現地で、不運な事故やトラブルに見舞われる。若しくはモンスターに襲われる。
④仲間が次々と殺されたり、亡くなって行く。
⑤残った仲間達でモンスターを倒したり、怪奇現象の原因を突き止めて解決して行く。
⑥負傷しながらも、バケーション先から脱出して、エンド。
だいたいこんな感じのストーリーがセオリーだけど、ミッドサマーの展開は、ある意味期待を裏切るようなストーリーでした。
まあ、これは、ネタバレになってしまうので、全ての展開は書かないですが、最後まで見ると、そういった落ち所で終わるんかい!っていう感じである意味、今までの僕の見て来たホラー映画のパターンを破壊されたようなインパクトある作品でした。
ミッドサマーでは、
①友達の故郷で90年に一度開催される、村の祝祭に参加する為に、友人5人で、スウェーデンの奥地(ホルガ村)を訪れる。
②祝祭に参加するんだけど、ホルガ村の民族的な風習に違和感を感じ始める。
③祝祭でかなり、センセーショナルな風習を見せられる。
④こんな場所から早く抜け出したいとなるが脱出出来ない。
⑤だんだんとホルガ村(カルト教団)の餌食になって行く。
⑥そのなかで仲間達が次々と消えて行く。
というような、かなり大枠を切り抜いたストーリーですが、ざっと言うならばこんな展開で進んで行きます。まあ、後は見てのお楽しみというとこなんですが、この後の展開やストーリーを自分なりに想像してみるのも面白いですよね。
僕は、だいたい次はこうなるだろうなっていうイメージで見ていたんですが、思った以上に展開が違っていたし、最後どうなってしまうのか?まさか、ここで大どんでん返しが起こるのか?という具合にヒヤヒヤ、ハラハラしながら見ていました。
今回は、ストーリーや展開を観点に見てみたんですが、やはり思うのが、自分が思っていた展開と違った展開が繰り広げられると、食い入るように見入ってしまいますね。
でも、最後のシーンは、ハッピーエンドで終える事も出来るし、傍から見たら、あり得ない!っていう視点で見る事も出来ます。
まあ、一般的で常識的な考えでいえば、あり得ないですけどね。でもそこを通り越して、想像を超えて行くのが映画の醍醐味だと思うので、ただ単に、ホラー映画をみるという観点からだと学びは少ないけど、物語の展開やストーリーなどを学ぶ教材として再定義しながら映画を見る事はとても大事なマインドだなって思っています。
なので、ホラー映画が苦手な人でも、ストーリーや背景を読み取る力を養う為には、ホラー映画も素晴らしい教材となる訳なんですよね。
ぜひ、そういった観点で見て欲しいなって思うんだけど、このミッドサマーは、ホラー映画という要素よりも、スプラッター映画よりなので、かなりグロテスクの演出もあるので、そういったのがダメな人は見ない方が良いかもですね。ただ何にしろ、凄く学びが多く詰まっているので、見て欲しいなって思います。