今年の春は
冬に逆戻りしたような寒い日が続いた1週間だった。
卒園式から10日程が経ち、なんとなくこのまま今までの生活が続くんじゃないかと錯覚しそうになる。
でもカレンダーを見ると確実に4月は近づいていて、寒い中でも春の花がちらほら咲き始めている。
去年や一昨年は、春が来ることがただただ楽しみだったのに、今年はそこに寂しさと不安が混ざって複雑だ。
時間はいつも同じ早さで流れているはずなのに、名残り惜しい気持ちがある時ほど早く過ぎていく。
もっとゆっくりでもいいのになぁ。
別れの春は、何度経験しても慣れない。