2025年2月10日 磁石のように離れる猫よ

 携帯の目覚ましが鳴る音と並行して目が覚める。そして慌てて画面をタップして音を止める。目覚まし音を止めるRTAを見知らぬ誰かと競っている気持ちになる。

 そして30分後に起床。空気がひんやりとしている。吸う息で気管の太さが理解できた気持ちになる。直径2センチくらいかな。

 そして仕事へ。荷物が多くて坂道を登るペダルが重い。電動機付き自転車にギュンギュン抜かされて悔しい。数年前は追い抜く側だったのに。「くやしい!」と太ゴシックの吹き出しをイメージする。

 帰宅して猫の隣に転がる。猫はスッといなくなる。いつか一緒に寝てくれる日は来るのだろうか。

 架空の猫と戯れてごはんを作る。年始の頃から再び使い始めた鉄のフライパンが手に馴染む。今日も肉と野菜を適当に炒め、気分に合わせて調味をした「何らかの野菜炒め」と味噌汁なので息子の評判は中の下くらいだ。味付けはポン酢にマヨネーズを少し加えたものなので、ほんのりクリーミィで私は結構好きな味。

 短歌を作りたくて色々と勉強をしていますが、全然向いていなくて完成までがとても遠い。頭が固すぎて「発想の飛躍」ができないのが悩みだけど、多分問題はそれよりももっと手前だろうな。今年こそは。

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