思いやりが絡まるパパへ ②〘相手を変えるのではなく、利害を一致させよう〙
はじめまして、nayonayoと申します。
兵庫県神戸市で整備士として働きながら、1歳年上の妻と生後10ヶ月の娘を養う30代のサラリーマンです。
今回は、前回に引き続き、「思いやりが絡まるパパ」に向けての提案をお届けします。
家族を助けたいのに喜ばれないパパの悩み
「家族のために」と思って行動しても、思ったように喜ばれなかったり、期待通りの結果にならない…。そんな話をよく耳にします。
このようなケースでは、「相手の考えや行動を変えよう」とするよりも、お互いの利害を一致させるアプローチが効果的です。
ここでは、具体的なステップを示しながら、実例を通じて解説します。
相手を変えるのではなく、利害を一致させるアプローチ
ステップ1: 相談
妻より「子供のために、familiarのかわいい服(約18,000円)を買ってあげたい」と提案を受ける。
ステップ2: 利害の一致
「子供のフォーマル用の服を買うのは賛成。でも、何でも買ってよいわけではない」と、自分の考えも共有。
→ 家族のための支出を最適化する方法を一緒に考えるという利害を一致させる。
ステップ3: 提案
「毎週土曜の朝に楽しんでいるパン(約1,500円)を年末まで我慢して、その分を服代に充てるのはどう?」
→ 年末まで10週間で約15,000円を捻出。
ステップ4: 採用orテスト
「それでは、パンを我慢してfamiliarの服を買おう!」と合意。
補足: トレードオフの概念を共有しよう
このような話し合いをスムーズに進めるには、トレードオフの考え方を事前に家族と共有しておくとよいでしょう。
例えば、我が家では中古マンションを購入する際に、次のような価値観をすり合わせました。
時間: 通勤や通園にかかる時間をどう優先するか
お金: 物件費用や家具の購入費用
こうした事前の話し合いが、後々の選択肢を整理しやすくします。
まとめ
相手を変えようとせず、お互いの利害を一致させる。
そのためには、相手の意見を尊重しつつ、現実的な提案を行うことが大切です。
こうした日々の積み重ねが、家族との信頼関係を深め、思いやりが空回らない行動につながります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!