俺はいつまでも醜い俺
文化祭の空気が苦手でトイレに篭ってトイレットペーパーのやつにもたれかかって寝落ちするのをあるあるだと思って話したら引かれた。以降その話は人にしないようにした。
人にされた嫌なことは絶対に何一つ忘れないしすぐ思い出せるのはあるあるだと思って話したら引かれた。以降人にされた嫌な事は寝たらだいたい忘れてる事にした。
人の内部が出来上がっていないので高3になってもこういう事をしないといけない。友達みんなが知っている服屋を俺だけ知らなかった。俺はそう言う人間なんだと痛感する羽目になる。
服によるおしゃれに必要性を感じられていない。おしゃれであることに越したことは無いんだろうが、別に法律が許す限り暑さと寒さによる不快を感じない程度の質の布切れをまとえばいいだけの話でそこから先はお金がある人の趣味だ。靴も別に足がアスファルトとなかよししてずたずたにならなければ何でも良い。
ファッションはあったら嬉しいが別に全くなくても良いものなのに、何故か大衆が当然重要視しているみたいな雰囲気がある。立ち位置的にはミニ四駆とファッションなんて大して変わらないのでは?持たせたいイメージを生むための格好さえあれば十分だと重っていたが、最近はそこから著しく逸脱した外国のクラゲみたいな色のファッションが流行っている。
世間には外国のクラゲだと思われたい人でいっぱいだ。骨の無い波に流されるぶよぶよの毒まみれの生物になるより人間のほうが良い。
致命的にファッションがダサい俺に服を買う資格はそもそも無い。VIVREに行ってみろ。あんな所で服なんて買えるかよ。Daichi Yamamotoみたいな店員かeydenみたいな店員かC.O.S.Aみたいな店員かREAL-Tみたいな店員かAKLOみたいな店員しかいないぞ。殺されるってこんなfxxk'n nerdが服なんて買いに行ったら。
その点UNIQLO GUはありがたい。俺みたいなカス陰キャがウゴウゴと訪れることも想定済みだし、表立って俺等を嗤ったりしない。
結局無地の服に落ち着く。プライドがあるからちょっとダボったいサイズのを買っておしゃれぶるが、垢抜けない顔が全てを物語っている。あんま無理すんなチー牛。
結局、ファッションにしろなんにしろ、馬鹿にしてるだけのやつより楽しんでるやつのほうが上だ。良いよな、能天気に何でも楽しめるバカは。俺は全部に文句言ってばっかの進歩の一つもない流されてばっかのしょうもない弱毒性のクラゲだよ。嘲笑ってくれて構わないさ。刺しに行こうとしたところで届かないし、波に乗ったとて打ち上がるのがオチ。ガキに木の枝で突かれながら俺の生涯は終わったよ。クソッタレ。