家庭の苦しみへの不理解

タイトルから創造される話ではない。俺が他人の家庭内の苦しみに深く共感することが出来ないという話だ。俺はこれから、自分の家庭が恵まれているという話をダラダラとしてしまう可能性があるので、そういうのが無理な人は逃げるか、俺を殺してください。

必要十分に金があり、必要十分の自由を与えられ、そして愛されている。親ガチャという単語があるが、俺は自身が恵まれたという点ではそう言った言葉を否定することは出来無い。

とはいえ別にすごく平和な訳では無い。俺が満ち足りているだけだ。俺が金を啜って生きているから、いつ家庭が崩壊するかは分からない。家にいると、自分さえいなければこの家族は幸せだったんだろうな、と思うことが多々ある。

中受もしたあげく美大。俺は料理に毒を盛られていないだけ幸せだとさえ言って良い。

お父さん、お母さん、ごめんなさい。二人がこんなにも時間とお金と愛をくれたのに、僕はちゃんとした大人になれないみたいです。生きていてごめんない。産んでくれたのに生きていることを誇れない醜い存在になってごめんなさい。俺がもう少し勤勉だったら。俺がもう少し無鉄砲だったら。何もかもが一ピース足りなくて、がたがたのパズルのようです。ごめんなさい。僕はきれいに揃いませんでした。ピースも、皆との足並みも。

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