絵を描いているとき

油絵描いているときの脳は、「殺してクレメンス」の時と「何で漏れがこんな楽しくないことしなきゃいけないんスか?」の時と「俺以外纏めて死ね」の時と「俺死ね」の時と「終わった……」の時と「良くも無いし死ぬほど悪いわけでもないなぁの時」「来た、俺、神です……」の時がある。だいたい一番上手くいくのは良くも悪くもないなぁと思っている時だ。理性的だから。静物と人体の時は死んだ目をしている。

周りの人間は絵が上手い。絵が上手いのに何か絵が下手で苦しいです見たいな顔をしていることが多い。人それぞれの苦しみ。それもまたアイカツだね。

自分の苦しみを肯定できる人でいたいけど、他人の苦しみを否定する人にはなりたくないね。そしたらエゴイズムに飲み込まれる。エゴという単語でアルターエゴという神ゲーを思い出した。カラメルカラムの沈美そのものみたいなBGMがマッチしていて、世界観ゲーが三度の飯と二度の睡眠と三十六度を保った俺の身体より優先される俺にとっては一番大好きなゲームの一つ。他にはゆめにっき、LSDなどがあります。他に雰囲気ゲーあれば教えてくれよな。

実際自分の絵は少なからずそういったゲームにも影響を受けている。極彩色のビット的空間や支離滅裂な条理に物理に会話、異様な雰囲気を纏った世界、奇天烈な空間、目的も理由もないオブジェクトと無駄が広がっている。自分は生産性のない無駄が大好きであり、部屋に無駄がいっぱいある。他人から見ればゴミ屋敷かもしれないが、自分からしてみればこの部屋は興味をかき集めたゴミ屋敷なのだ。ゴミ屋敷ではある。大ゴミ屋敷。ほんまに。

あーあ、早く絵が上手くなって、自分の描きたい絵が描けるようになりてぇ〜なぁ。俺は意外と俺自身の脳を高く買ってるんだ。せっかく他人みたいに生きれない中二病なんだから他人に描けない絵、描こうゼ。まぁ現実は牛骨のパース一つ取れない雑魚なんすけどね。キェーッ!!!!

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