多分後一押しで壊れるであろう俺

睡眠が足りない。朝も昼もろくに食えちゃない。機嫌が悪いせいで、この事実を述べる文章の裏にある不愉快な不幸自慢を展開する自分の深層心理の醜さに殺意が止まらない。希死念慮は落ち着いたが他人の言葉に反応できない。ワンテンポ遅れてずれた答えを出して会話が終わってばかりだ。何もうまくいかない。

妄想で生きてきた自分にとって高校3年というどうあがいても現実から目を逸らせない時期は苦痛でしかない。妄想に逃げても現実が目の前にある。しかも自己選択を迫られる。今まで自分で物事を決めたことは無かった。みんなの操り人形として生きてきた俺に自我なんてほぼ無いに等しい。何もわからない。18歳の夏が近づいている。今日も俺は25時に寝て6時に起きる。世間は俺を成人と定義するらしい。そうかそうか、つまりきみはそんなやつなんだな。

一昨年の夏に貪ったスイカを思い出した。真っ赤で、白い部屋ときれいなコントラストを作っていた。人生は未だ停滞を崩してはいない。せめて絵ぐらい上手くなりたい。

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