何となく考えた事
今日あった登戸の通り魔事件は、自分のいたところから500mも離れてない所で起きた。異様な程の救急車や警察車両のサイレンが聞こえてきた。只事ではないことが起きたということだけ、はっきりと分かった。この事件に関して、野次馬というものと、安全性ということについて思うことがある。
まず、今日初めて野次馬というのを生で見た。率直な感想として、気持ちのいいものではなかった。事件現場は、駅から少し離れた住宅地ということもあり、「見に行こうと」と思わなければ、行けない場所となっていた。自分は事件現場付近を通過した程度だったが、事件現場の写真をスマホで撮る人、電話をして実況してる人、わざわざ原付で事件現場に駆けつける人。沢山の野次馬がいた。その光景を見て、何と言葉にしていいのか分からない嫌悪感や気持ちの悪さがあった。
また安全性についても思うことがある。今回の事件で、SNSでは「日本は安全ではない」などの話が出てくる。しかし、今回の様な通り魔の突発的な要因に対して、対策出来ることなど現状ないのにも関わらず、「日本は安全ではない」というのは些か話が飛び過ぎてる様に思う。さらに思うのは、余りにも安全というものを過信し過ぎているのではないか、死や怪我を身近なものと考えていない人が多いのかなとも思う。