狼たちへの伝言
落合信彦さんの本、『狼たちへの伝言』を読んだ。
けっこう昔の本だが、今の私たちにも大切な視点が書かれている。
…いやちょっと待て。
私たちは目を覚まさないといけないんじゃないか?
読んだだけで満足してしまってないか私。
これを書いて、頑張ったな〜とか言おうとしてないか。
と思ったので、今の感覚と思考の保管程度に留める。
本の詳細↓
https://www.shogakukan.co.jp/books/09460811
感銘を受けた言葉たち
若者よ孤高になれ。
(2016年 小学館Books 落合信彦 『狼たちへの伝言』No.1003より引用)
孤独や孤立じゃなくて孤高。
流されるな。逃げるな。
インテリジェンスを持った自分自身で物事に対処しろ。
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孤高:俗世間から離れて、ひとり自分の志を守ること。
インテリジェンス:知性。知能。理解力。情報。
世の中のすべての現象は全否定できないと同時に、全肯定もできない。
(2016年 小学館Books 落合信彦 『狼たちへの伝言』No.1627より引用)
世の中の現象について、多面的に把握する。
受け入れるべき点とそうでない点を見つけ出す。
自分自身で批判する点を見つけるんだ。
そのために常にアンテナを磨き続けろ。
すると影響を受けるべく多くの人に会う機会に恵まれ、
人間として成長していけるはずだ。
日本人全般が陥りやすいひとつの傾向がある。それは、どんなことでもそれを一般化してしまうことだ。つまり、大雑把な概念だけで、すべてを理解しようとする。
(2016年 小学館Books 落合信彦 『狼たちへの伝言』No.2430より引用)
ステレオタイプを疑う。
「一般」を全てだと考えない。
理想論だけで語らず、具体性を突き詰める。
理解した、なんて状態は存在しないのではないか…
まとめ
この本を読んで決めたこと。
理念(どうありたいか)
「孤高の狼になる」
自分で考えることを怠らず、貪欲に生きる。
「孤高になっても孤独な一匹狼にはならない」
人間同士の出会いと対話に全力で向き合う。
ここまでは理想論。
では、そのために何をしようか。
指針(なにをするか)
・情報に対して批判を持つ(正解は1つじゃない)
・人と会う(コロナ禍では多少控えめに)
・人に質問をする(興味を持つことと同義)
決めつけないこと、人と関わること。
まずはこれを実践していくことにしよう。
ガムシャラに生きる。
ちなみにこの本を勧めてくださったのは、その時初対面の人生の大先輩。
偶然の出会いっていうのは寧ろ運命なのかもしれない。
こんな若僧に人生のバイブル本のご紹介、本当にありがとうございました。