エコノメソッドスクール日記①導入
こんにちは。はじめまして。
現在関東のエコノメソッドスクールで通訳をしております長坂祐樹と申します。通訳を始めて約半年、色々学ぶことや感じることがありました。
ここにそれをメモとして残すことで、自分が得てきた気づきや知識を確かなものにできないかなと思いノートを始めました。
早速、エコノメソッドとはなんなのか。今回はそれについて簡単に説明したいと思います。というものの、ホームページを見れば概要はわかると思いますので、まずはこちら(http://soccerservices.jp/school/03/ekkono)をご覧ください。
説明にもあるように、エコノメソッドは主に4つの要素で構成されています。
・トレーニングメニュー
・認知
・問いかけ
・コンセプト
指導者の中には、どの要素もわかってるし実践してるよって印象を受ける方も少なくないかもしれません。僕もそう思っていました。
では、4つの要素をどの日のどのトレーニングメニューにおいても実践しているか?と問われるとどうでしょう?「全てではない」と思う方も多くいるはずです。
新しいことを教える際は、コーチが先に答えを示したり、機械的な(アナリティック)トレーニングで何度も技術アクションを繰り返すことが有効だったりもしますが、基本的にどんな新しいテーマも上記すべての要素が含まれたグローバルトレーニングを通して習得を目指していきます。
試合の複雑性を残すことと、テーマやその下位項目であるコンセプトを現象として出現させることは難しくトレードオフのような関係に見えます。ここは普段指導をしている多くの方が頭を悩ませているところだとは思いますが、そこは「認知」と「問いかけ」の要素でカバーしていき、最終的には選手にその日のコンセプトを理解させるというイメージで日々トレーニングが行われています。
次回は、じゃあ「認知」と「問いかけ」の要素でカバーするってどういうことかというところを具体例を示しながら説明できたらと思います。