通訳の仕事① 導入
こんにちは。
今日は通訳の仕事について、約半年やってきた感想を述べたいと思います。
まあ半年と歴としてはかなり短くはありますが、通訳の仕事について色々考えることがありました。
「いい通訳になるにはどんな能力が必要か」
うまく仕事をこなし、子供たちに少しでもトレーニング内容を理解してうまくなってほしいという思いがあるので、上記命題に常に向き合っていきながらこれまで仕事をしてきました。
で、それについてパッと頭に思い浮かぶのは以下7つになります。
・高い語学力
・高い日本語力
・短期記憶力
・要約力
・的確な状況、文脈認知能力
・集中力
・動揺しない心(いわゆるメンタル)
よく通訳をしてると言うと、「えーすごいしゃべれるんだー」とか、「あれ全部聞き取れるの」とか純粋に語学力について注目されるのですが、確かに、そこが一番根幹をなす部分で、高ければ高いほど良い能力にはなると思います。
個人的には、上記ま7つの能力の中では語学力が一番自信をもっている部分ではありますが、難しい言葉を容赦なく言ってくるスペイン人と会話していると、そんな語学力さえもチンケなものに思えてくるし、他の能力に関しては、もっと改善の余地を感じています。
ただ、僕が実際通訳を行うフィールドというのは、サッカーのピッチの上であり、対象もスペイン人コーチと小学生の子供達に基本的には限られていきます。ですので、この仕事で必要な能力を考えるにはやっぱり「サッカースクールでいい通訳になるために必要な能力」に焦点をあてなければなりません。
一般的な通訳(一般的な通訳が何かわかっていないが)と求められる能力はだいたい同じではあると思いますが、重視すべきものが少し変わってくると思います。
では、どれが一番重要になるのでしょうか。
僕個人の感覚では、
・高い日本語力
・的確な状況、文脈認知能力
の2つを最も重要な能力として挙げたいと思います。
何故の部分に関しては、今後自分の体感も交えて別記事にて説明していけたらと思います。
それでは。