ZIBUNプレゼン:社会人勉強会の感想と独特な企業文化が浸透したきっかけ
2019/05/15(水)
@石井家のリビング
ども、心の世界地図のゆうきです!
今日の投稿の内容は以下の通り
➀交流会参加の感想
➁独特な企業文化が育まれる背景とは
➀社会人勉強会に参加してきた
サイボウズ株式会社の社員が話す「サイボウズ式」の裏側を聞いてきました。
イベント自体は完全非公開、完全紹介制。
Facebookページで定期的に開催されているもので、主催者も参加者も関西の社会人だけで構成されている。
言わば、関西の企業勤め人のための勉強会。
今回は招待されたので、たまたま参加してきました。
今回のイベントに参加した結論。
関西の社会人も東京とは比べて交流する機会が圧倒的に少ないのだと実感しました。
学生だろうが社会人だろうが関係なく、関西にはまだまだそういった環境が不足している。
そんな背景があり、生まれたイベントとのことでした。
今回のメインパーソンは「サイボウズ株式会社」に務めてらっしゃる女性2名。
働き方改革を先頭きって行っているサイボウズだからこその実態を赤裸々に語っていました。
驚いたポイントは3つ
➀毎年毎年、企業理念が少しずつ変更される
➁企業理念が毎年変わるくらいだから重要視されるコアバリューもその都度表現が変更されていく
➂自由だからこその「議論」が繰り広げられる社風とそれに付随する2つの責任。
まず一つ目。
サイボウズは働き方の面で他企業からベンチマークされるほど積極的な取り組みを数多く行っている。
例えば
アメリカの大学入試のような「U-29(ユニーク)採用」を行っていたり
公明正大に全社員に向けて寝坊を報告したり
野球の試合があるので水曜日は早く帰りますっていう人がいたり
会社自体が社員に副業を推奨していたり
逆にサイボウズを副業として働いてる人もいたり
独自の報酬体制に
説明責任だけでなく質問責任まで求められたり
一般企業とは乖離していると思える働き方を実現している企業だった。
だからこそ、働き方の考え方も毎年少しずつ変わっていってるという事実。
1通りの働き方しかないのが、次は3通りの働き方へ変わり、さらに9通りの働き方に変わり、最終100通りの働き方が存在するという風に変わっていってるらしい。
変化しない企業は潰れる。
掲げている大切にしている軸すらも表現をその都度変えていた。
それも従業員800名にも及ぶ会社が毎年変える。
➁なぜこのような独特な文化が根付いたか
理由は単純。
この企業も一時期は離職率の高さに悩まされた経緯があった。
だから社員の働き方について抜本的な改革を起こそうというエンジンがかった。
エンジンがかからない企業も多くいるなかで、実際に行動に移し、そして形骸化させずに文化浸透を行ってしまったところがサイボウズの凄いところ。
どうやって、ここまで独特な文化が根付いたか。
こういう言葉が社内では繰り返し伝えられているらしい。
「ツールが文化を創る」
つまり、物理的な壁を取っ払って開放的なオフィス空間を作ったとしても、社員の関係性までも開放的になるとは関係ない。
普段毎日使う連絡手段のツールが「何も隠されていない」「全て全社員に見れるようになっている」「どこまで見れるの?」「ここまで見せて良いの?」という開放度になっていると文化としても開放的になることが浸透していく。
社内で掲げている理念が形骸化される企業と形骸化されない企業。
その違いは文化が浸透しやすくするための徹底的な導線作りにコストをかけているからという理由でした。
では、またの。
(P.S.次回は、「意志なき多様性は最悪」というテーマで多様性について語ります)