発信せずともリンクトインを使いこなす方法
こんにちは、アースメディアのゆうきです!!
今回は「発信せずともリンクトインを使いこなす方法」について話したいと思います💡✨
・投稿してみたいけど時間があまりない
・発信するのは少し億劫
・それでもリンクトインを効果的に活用したい
といった声を今年に入ってから何度も聞いてきました。
しかし、これまで十数名の方にリンクトインの活用法をお聞きしたところ、意外と発信者側にならなくても活用できることがわかってきました。
見る専門を基本としている方々にも、工夫次第では使いこなすことができるみたいですよ!
1つ目:信頼されるプロフィールをつくる
リンクトインを活用する上で、もっとも大切なのは「プロフィール」を信頼される状態にすることです。
・発信する人
・見る専門の人
どちらであったとしても、プロフィールをしっかり記入することが大切です。
ここでは、「最低限うめておきたい項目」と「信頼を勝ち取るためにしておきたい+αの項目」に分けてお伝えします。
<最低限うめておきたい項目>は次の5点です。
・顔写真
・ヘッドライン
・自己紹介
・職歴
・学歴
この5つのうち、どれか一つでも空白があったり、1行程度しか記入していないと、怪しいアカウントではないか?と疑われます。
特に「顔写真」と「ヘッドライン」は重要です。
顔写真とヘッドラインは、ホーム画面でも表示される、見られる頻度が最も高い内容です。
例えば、顔写真に関しては
・そもそも設定されていない
・風景画像になっている
・顔がよく見えない
・遠目で表情がわからない
などのアカウントは信頼されづらい傾向です。
また、ヘッドラインに関しても
・所属が分からない(学生なら大学名、社会人なら会社名が記載していない)
・何をしている人かわからない
・どういう内容に興味があるかわからない
・リンクトインを何目的でつかっているかが分からない
などのアカウントは信頼されづらいように感じます。
上記2点では、自分の「人柄」、言い換えれば「人間味」が伝わるようにどうすればいいかを考えてください。
個人的には、ある程度は自己開示することを推奨します。
人は、よくわからない人には興味を持ちません。
なんとなくこういう人なんだろうなと思われるように、人間味を出すことを心掛けてください。
つづいて「自己紹介」「職歴」「学歴」に関しては、簡潔に分かりやすく記載することを推奨します。
例えば、自己紹介に関しては
・何をしている人なのか(何者であるかを説明)
・これまで何をしてきたか(過去)
・何に注力しているか/何に興味があるか(現在)
・何を目指しているか(未来)
といった次第に、時系列を意識してみてください。
自分自身がこれまで歩んできたストーリー(物語)を書くような感覚で記載されるのがいいと思います。
また、職歴や学歴に関しては
・年数や期間は明確に
・大学卒業後のファーストキャリアから現在に至るまで
・各期間で取り組んできた具体的な業務内容/活動内容
などを箇条書きで、簡潔に記載するのが良いです。
ちなみに、学生さんからは「職歴に書けるようなことがなくて困っている」というお声をよくいただくのですが、大丈夫です。
アルバイト経験や、1Day~3Dayなどの短期インターンシップなどに参加した経験があれば、長期経験でなくても記載していきましょう。
記載できそうな内容であれば、とりあえず記載しておく方がよいです。
やってきたこと自体がどれほどすごいかどうかはあまり重要ではありません。
むしろ、何らかの活動をしてきたという「行動力」が伝われば内容は気にしなくていいです。
等身大の自分を、そのまま表現してきましょう!
2つ目:検索機能を駆使する
信頼されるプロフィールを作ったあとは、「検索機能」を使うことを推奨します。
リンクトインは特定の人を探すための手段として、かなり有効なSNSです。
例えば、私のような現役学生が使用する場合、
・職業理解
・業界理解
・将来への悩み相談
・キャリア相談
・就活相談
・就活対策の練習
などなどに活用することができます。
実際に周りの大学生に、リンクトインってどう活用できるの?と聞かれた際は「会いたい社会人を探すのに最適だよ」と答えています。
実際に対面orオンラインで話ができるかは、やってみなければ分かりません。
それでも、調べればほぼ確実に「特定の人」を見つけられるというのはかなり凄いことです。
ツイッターは匿名性が高く、人探しには向きません。
フェイスブックでは知り合いのみしかつながらない文化が根強く残っています。
インスタグラムもプライベートで使う人が多いので知らない人からの連絡は警戒します。
しかしリンクトインではオープンなSNSでかつ、実名制なので、知らない人からの連絡でも反応してもらえることが多々あります。
信頼されるプロフィールさえ用意しておけば、連絡を取ることは比較的可能だと思います。
検索するときのコツは「フィルタリング」です。
・住んでいる地域
・職種名
・業界名
・企業名
・スキル名
・学校名
・現在の勤務先
・前職の勤務先
などを詳細まで絞ることができます。
2年前に、リンクトインを活用して就職先を見つけた学生さんのこんな実話があります。
当時、今よりも珍しかった「データサイエンティスト」という職に就きたいと考えている学生さんがいたそうです。
しかしその方は文系出身ということもあり、大学ではデータサイエンティストという職につくための学問を身に着けていないどころか、周りにそういった職についた先輩もいなかったそうです。
そこでその方は、リンクトインで「データサイエンティスト」という職種名で検索をしました。
すると、データサイエンティストという職についている人がたくさん表示されます。
プロフィールから一人一人の職歴を見ていくと、共通点があることに気付いたそうです。
確かに文系の大学からいきなりデータサイエンティストに就職している人は少ない。
しかし、転職を繰り返していけば文系出身でも関係なく就職することが可能であり、多くの転職者が、ある業界の似たような部署を経験していることに気が付いたそうです。
これはあくまで一事例でしかないですが、今後このような就活方法は増えていくと考えられます。
・大学の先輩にいなくても
・これまで経験したことがなくても
・自分が通っている大学では学べないような専門性が必要でも
リンクトインを使えば、会いたい人を探すことができる。
可能性を広げることができる手段として、使わない手はないと、私は思っています。
勇気をもって、つながり申請を送ってみてください。
きっと素敵な出会いが生まれるはずです。
3つ目:日々の交流を意識する
最後に必要なのは、普段から「交流」を大切にするということです。
発信しないというのは、交流しないということではありません。
自分からは投稿しないだけで、他の人の投稿には反応することが重要です。
・SNS運用どうしたらいいですか?
・SNSを活用する上で何を気を付けたらいいですか?
という質問をいただくことがあるのですが、基本は「相手の顔を見てコミュニケーションすることを忘れなければ大丈夫です」と伝えています。
SNSだからこそ、相手の顔をちゃんとみて、丁寧に、真摯にコミュニケーションをすることが必要だと考えています。
リンクトインでは実名制の顔出し文化なので、丁寧なコミュニケーションが尚更求められます。
SNSでのやり取りを蔑ろにするのは、対面での会話を蔑ろにすることと近いです。
それほどに、SNSでのコミュニケーションは実際の人間関係に強く影響します。
SNSを使用する以上、コミュニケーションのやり取りを楽しむこと、蔑ろにしないこと、一人一人との些細なコミュニケーションを大切にすることを推奨します。
そういったコミュニケーションを取ることが面倒だと感じるのであれば、リンクトインのようなSNSは相性が悪いのかもしれません。
匿名性の高いSNSの方がコミュニケーションすることは少なく、一方通行のやり取りで完結します。
発信せずともリンクトインを使いこなしている人は「交流」することを大切にしている人ばかりでした。
表には見えませんが、DMでのやり取りが丁寧でかつ迅速であったり、実際にアポイントを得てこまめに交流している人もいます。
表立っては見えないことなので、発信していない人がDM上でどれだけ密度の濃いやり取りをしているかは知りようがありません。
しかし、これまで数多くの方にインタビューしてきた中では、リンクトインを使いこなしているほとんどの方が交流を大切にしていました。
・投稿数
・投稿頻度
・いいねの数
・コメントの数
・つながりの数
などはとても目に見えやすく、興味を引くかもしれません。
・どうしたらバズるのだろう?
・より多くの反応を得るにはどうすればいいだろう?
・やはり発信した方がいいのか?
などの悩みを持つかもしれません。
しかし実際にSNSを上手に使いこなしている方は、見えている部分以上に、他者からは見えていない部分=(コミュニケーション)を丁寧にされていました。
これまで20名近くの社会人/学生さんにお話をする中で感じた実体験です。
ぜひ、今日からDMでのやり取りや、他者の投稿へのコメントなどを通じて、交流することを楽しんでください。
たかがSNS。されどSNS。
現代でのSNSは人間関係の一部として、現実にも大きく反映されると思います。
SNSだからと気負いすぎず、逆に手を抜き過ぎず、自分流の適度な距離感を掴んでいきましょう!
今後もリンクトインに関する内容を発信していきます!
一緒にリンクトインライフを楽しんでいきましょう!
それではまた次の投稿で!!
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