めぐり巡って生きていたい
めぐるものがすき。漢字もすき。巡。目がまわりそうな『巡』。血も水も空気もお金も。自然はいつでも巡っている。
川原のそばの木々はじぶんで水分補給している。お花に水やり、なんて本当は不自然なことなのかな。おうちにお花を買うこと、それも自然に近付きたい自然が恋しい人間の搾取でしかないのかも、とお花屋さんで一輪の花を買うじぶんに問う。枯れるってことは巡ってないってことで。自然でないってことで。川原の木々はずっと枯れないで何年もそこにいてる。
自然には敵わない。川の大きな渦潮を見た時、怖さと偉大さを同時に知った。これに飲み込まれたら死ぬんやなって思った。けどいつでも川はそこにいて、でっかい姿でわたしを癒す。ホームシックならぬ川シックになった大学時代。
日々が大切。日々が豊かであれば、こころが満ちて枯れにくい。こころも水分と捉えて。
本当にふしぎな人生やけど、とても普通。普通とは刺激が少ないという意味。けれどちいさな幸せを見つけるのがすきやし、得意やし、それでええ。それが、ええ。毎日食べるパンがめちゃくちゃ美味しいとか、それに塗るバターがカルピスバターとか。そんな具合で。きのうお家で揚げたからあげは、太白ごま油1本使い切った。だから、めちゃくちゃ美味しかった。それがしあわせ。
言葉って、リズムで音で振動。だから心地いいところ探して楽しめるんかな。楽しい!
2020/10/12 11:14 秋晴れ