「自覚する」ことで決断力と行動力に変化が起こる【あるモノ】とは?
今日の記事は、
・自分でサクサク決断できる
・怖いもの知らずな冒険家
・とりあえずやってみて考える
選択・行動が得意で
ゴール達成に集中できるタイプの方は、
読む必要がないかと思います。
反対に
・分かっているのになかなか行動できない
・石橋を叩いて叩いて、叩き壊す方
・忙しいわりに現状が全く変わらない・あるいは悪化中
という方、あるいは周りにそのタイプが居て
もどかしく感じている、という方には
役に立つ情報があると思いますので、
ぜひ最後まで読んでみてください。
「分かる」と「できる」は違う
わたしは現在、
ミッショニングというツールを使って
いろんな方のお話を伺ってきていますが
この1年ほどで気づいたことがあります。
それは、
「頭では120%分かっている模様なのに、
なぜかある地点でひたすらグルグルして
先に進めない人」
が特定数いる、ということです。
仮にAさんと呼びましょう。
Aさんは論理的思考ができる、
実務能力の高い方です。
社会的な責任もちゃんと果たし、
お仕事でも評価されています。
しかし、現状に満足はしていません。
そこで、わたしはそのお悩みをお聞きします。
ちなみに、お悩みの解決には
ふたつの基本アプローチがあります。
ひとつは「解消する」。
問題となっている要因(人・モノ・コト)
そのものを除去します。
もうひとつは「改善する」。
関係する要因を調整します。
また、問題解決には何らかの
行動・変化が必要ですが、
人の行動をストップする
根本的なふたつの理由があります。
ひとつは「分からない」。
問題の原因やメカニズムを知らない。
必要な対処法を知らない。
もうひとつは「できない」。
解決法は知っているけど、スキルがない。
原因は分かっているが、お金がない。
これらを解消するのは案外単純で、
分かっていないこと・できていないことを
全て書き出して
「分からない」を「分かる」
「できない」を「できる」
にひっくり返す方法を
一つずつ考えていくだけです。
ということで、望む結果を得るために
「解消」と「改善」
「知識」と「リソース」
この4つの側面を組み合わせて使います。
そうやって現状整理していくと
具体的にやることが見えてきます。
あとはそれをリストアップし、
一つ一つやっていくだけ。
理屈は全くその通りなのですが
実際は、これで着実に現状を変えて行く人と
そうでない人がいます。
「分かる」のと「できる」のは
まさに全く別物、ということです。
変化を起こせる人・起こせない人の違い
その違いは何かというと、一言でいって
「コミットメント」
です。言い換えれば、
着実に現状を変えて行く人というのは
「これで悩んでいます」
「こういう結果を望んでいます」
と【迷いなく】【単純に】思っています。
そこで、そのためには
〇〇して××して、という結論に達すると、
実直にその〇〇やら××に取り組む。
なので、結果に繋がって行くのです。
ところが、Aさんのように
グルグルする人というのは
「これで悩んでいます」
「こういう結果を望んでいます」
と言いながら、じゃあそのために
〇〇して××しましょう、となった後に
「でも」
と、抵抗が始まるのです。
コミットメントができていない人は
何かと「できない理由」を見つけては
〇〇も××も実行に移さないので、
現状は変わらないままです。
それは【魂】のせいだった…?
誤解しないでいただきたいのは、
Aさんタイプは怠け者なのではなく
むしろ大変な努力家だという点です。
ただ傍から見ていると、その努力が
「肝心のポイントを避けて」
その周りに、ひたすら向けられている感じなのです。
肝心のポイントに取り組まないことには
問題となっている現状は変わりません。
が、Aさんは
「そこ」にはなかなか、踏み込まない。
その間、通常の業務はきっちりこなしたり
新しい教材を買って勉強を始めたり
「現状維持」および「重要では無い事」には
何かと時間・お金・労力を費やします。
おもわず太字にしてしまうくらい、
そういう所には「行動力」があるのです。
旅好きな方が多いのも特徴かもしれません。
ですので、いろいろ忙しく
「やっている」わりに
根本的な所は何にも変わらないまま
月日だけが過ぎてゆくのです…
も、もどかしい。
そんなに才能あるのに。
英語のことわざに
馬を水飲み場まで連れて行くことはできるが
水を飲ませることは出来ない
というものがあります。
わたしは、問題解決をしたいという人に対し
解決策を提示するお手伝いはできても
実際に行動させることはできません。
Aさんタイプは、すでに
「問題解決への道筋」は理解している。
それをやるかどうかは本人次第。
やらないのであれば、
わたしにできることは、何もない。
そんな無力感を感じていたのです。
しかし、ミッショニングを勉強するうちに
「もしかして…」という仮説に巡り合いました。
それは、魂パターンに見られる
【3】という数字です。
そして【3】への理解が深まれば深まるほど、
この要素の強い人には、
既存の「ゴール集中型の成功法則」は
合っていないのではないか?
という思いが強まるようになりました。
【3】にいきなり「ゴール設定」は無理?
「問題解決への道筋」と言いましたが、
近代は人間行動学や脳科学の知見から
さまざまなメソッドが開発され、
効果を上げることが分かっています。
世界中で広く使われている
SMART法も、そのひとつ。
ゴールを具体的かつ現実的に
明確に設定することで、成果が出る。
これは事実だと思いますし、
わたしも子育てからビジネスサポートまで
スキルとして、それを大活用しています。
ただし、これで効果が出るためには
「前提条件」があります。それが
「ゴールへの100%コミットメント」
ゴールはこれです、と言いながら
本当はやりたくないと思っていたり
やる意義をそこまで感じていない場合は
結果も出ません。
「言っていること(想定ゴール)」と
「やっていること(実際の欲求)」が
一致していない状態だからです。
そして。
【3】という数字を持つ人は
言っていること、思っていることが
「実は本心ではない」傾向が
どうやら高いようなのです。
自分ではそうだと思っているが
心の奥深くの本音は、そうでない。
そして、それに気づいていない。
自覚があればまだいいのですが、
本人は言っていること、思うことが
自分の本心だと思い込んでいるので、
話はややこしくなります。
それで行動できない、結果が出ないのは
むしろ当然。
【3】はまず、そんな自分を正しく知り
【3】に適したステップを踏んでこそ
決断と行動ができ、人生を展開していける。
この情報を得た時、わたしは
これまでのもどかしい体験の謎を解く
大きなヒントを得たと感じました。
うちの息子の話
実は、何を隠そう
我が息子が【21/3】というパターンです。
そして、彼は
恐ろしく決断が苦手なのです。
レストランに行くたびに
何を注文していいか決められず、
悩みに悩んだ末、結局
頼むのはいつも「チーズバーガー」。
周りで見ていると
「そんなに悩んだのに、またそれ⁉」と
ビックリするやら拍子抜けするやら。
(いつものことなので慣れましたが)
毎度おなじみチーズバーガーでさえ
そんな感じなので、
新しいことに踏み切るなんて
なかなかできません。
もう、本当に
なかなか、なかなか、なかなか…
出来ないのです。
でも、何かが「分かっていない」
わけじゃない。
話を聞くと、新しいことに挑戦する意義や
行動しなければ結果に繋がらないことは
よく理解している模様。
行動しなかったら何も起こらない因果関係、
このままいけば将来どうなるか、
そういったことも、ちゃんと分かっています。
「自分なりに分かっているし、やろうとしている」
その意志はあるのだな、と
母として、それはハッキリ感じます。
ただ、そこから実際の行動に移すのに
ものすごい時間が掛かる。
「それも個性だしね」と
暖かく見守ってきた母ではありますが
その彼も、もう13歳。
その年齢で
チーズバーガー一つ頼むのに
10分も20分も迷ってたら、
将来どうなるの?
人生は、たくさんの選択と決断の連続。
それが食事のオーダーひとつにすら
そこまで時間かけてたら、
何にも出来ないで人生終わっちゃうよ…
わたしが【3】と決断力との関係に
ここまで興味を持ち研究を始めたのには
実は、そんな個人的理由があります。
エネルギーの有効活用をする
そんな【3】ですが、
これを魂パターンに持つ人は
・人の目を非常に気にしてしまう
・なかなか本音が言えない、言わない
・気持ちが優しい
・人を傷つけたくない
・極度の怖がり
・寂しがり
・心配性、グルグル悩む
・サバサバしていると思われがちだが本当は傷つきやすい
・ストレスで体調を崩してしまう
・相手との「想いの温度差」を感じる
といった傾向があります。
人当たりも良いので、周りからは
温和で社交的、スマートな人と思われますが
内心はいろいろと細かく神経を使っていて
人知れずドッと疲れたり悩んだりしています。
頼れる誰かを心の奥底で求めながらも
傷つくことに対する恐れから
つい人と距離を置いてしまい、
慢性的な孤独感を抱えている人も多いです。
言い換えれば、非常に繊細なのに
意外と本人には、その自覚がない。
この「自覚がない」のが問題です。
わたしが見る限り、ですが
【3】持ちがなかなか決断できない、
行動できない、というのは
「自覚無くエネルギーを浪費している」
からではないか、と。
【3】は高いセンスを持ち合わせると共に
その繊細さから感情的苦労が多く、
周りの批判を極度に恐れます。
それは、内面に豊かな発想力を持ち
条件さえ整えば、その表現力は
圧倒的なパワーとなる素質を持っている
ということでもあります。
感受性面での筋力とでも言うべき
「ストレスへの耐性」が
弱いというか「独特」なのです。
なので、一般論ではなく
【3】に特化したメンタルケアをすることで
まずはエネルギーの浪費を改善。
さらに【3】本来の強みを活かす方向に
エネルギーを向けてあげることで
行動力を高め、結果に繋がるスピードを
速めていくことができます。
【3】の本質を知って一歩を踏み出そう
わたし自身は【20/2】という、
【3】には全くゆかりのないタイプのため
ここに気づくのに時間が掛かったのですが、
気づいてみれば、客観的によく見えてきます。
なぜ【3】が、口では
「考えても仕方ないから考えない」と言いながら
その「仕方ないこと」を延々と
考え続けてしまうのか?
【2】みたいな実際的なタイプには
ちょっと理解しがたい行動なのですが、
【3】のメカニズムが分かって来ると
「あ、そうだったのか!」と謎が解けます。
「ゴールにコミットできない」のにも
「不毛な心配を悶々と繰り返してしまう」のにも
ちゃんと理由があったのでした。
そんな複雑さを持つ【3】ですが、
決断までに時間が掛かる反面
吹っ切れると思い切ったことをする、
という傾向もあります。
つまり、環境とタイミングさえ整えば
一気にステージを変えられる
可能性の持ち主なのです。
しかし、残念ながら【3】本人は
それに無自覚なことが多い。
自分を知らないがために
既存の「ゴール達成型成功法則」に
取り組んでは挫折→自己嫌悪、という
負のループに陥っているかもしれません。
本来頭もよく、気持ちが優しく
たくさんの可能性を秘めているのに、
決断が苦手なことで周囲の苛立ちを買い
さらにそれでセルフイメージが下がりがち…
うちの息子のような、そんな方に
もしかしたら
何かヒントにしてもらえるのでは?
そんな思いから、今回
わたしが学んできた【3】に関する情報を
動画にまとめて公開することにしました。
設定するまでがちょっと大変でしたが
一度セットしてしまえば
後は見ていただくだけ。なので無料です。
ご興味のある方は、下リンクから登録の上
全4回に渡る動画で詳しく学んでください。
あなたが自分自身を正しく知り
現在地から勇気をもって一歩を踏み出し
人生をよりよいものにして行けるように。
あるいは、大切な【3】タイプの人を
もっと効果的に
サポートしてあげられるように。
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
4回シリーズの動画では
・魂パターンの調べ方
・【3】ってどんな人?
・【3】の本質と使命
・【3】の運を上げる方法
・【3】との付き合い方
について、詳しく説明しています。
ちなみに、今回はこの試みが初めてなので
とりあえず期間限定として
今年いっぱいの公開にしたいと思っています。
ピンと来た方は、この機会に
今すぐ登録してみてください。
最後に
わたし自身は【3】を持たないため、
ここまでの理解に至るには
実は、かなりの苦労がありました。
その過程では、繊細な【3】と話す中で
自分のガサツさ、共感力の低さに
落ち込むこともありました。
しかし、そんな中で
わたしのミッショニングの師である
石川大智先生に言っていただいたのが
「自分らしさを貫くことが、何より大切です」
ということです。
これは、自分勝手にすればいい
ということではありません。
むしろ、ほとんどの人は
人との関係の中で、相手のことを気遣い
できるだけ良い関係を持ちたいと
願っていることと思います。
しかし、その関係のなかで
あなたが「相手が望むこと」を尊重するあまり
自分自身の本来の資質を
無視した生き方を選んでしまったら…
それでは、あなたの人生は
とても苦しくて辛いものになります。
これは【3】であろうと、何であろうと
みんな同じことです。
これをここまで読んでくださっているあなたは
きっと
「自分らしく生きたい」
と
「人を傷つけたくない」
の狭間におられるのではないか、
と推測します。
自分の現状に窮屈さや違和感を感じるから、
自分の「本当の姿」を知りたい。
大切な誰かに活き活きと生きてほしいから、
その人本来の性質をもっと理解したい。
そう思うあなたの気持ちこそが
「あなたらしさ」です。
それを、どうか大切にしてくださいね。
わたしも、そんな自分らしさを大切に
今の自分に出来る精一杯のこととして
今回のコンテンツをお届けしています。
ご縁がある方に届きますことを
願っています。