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自転車屋さんの高橋くん

さあ2月にはいった。
今年も、1/12が終わったということか。
大晦日生まれの私にとっては、その年齢の1/12が過ぎたということで、毎月なんだかしみじみとしてしまう。

今日は、久しぶりに19時過ぎに仕事を終えて、えいやと帰った。今日やらなくてもいいことは、明日に回す。これを2月のモットーとしよう。

今日は良いときめき漫画に出会った!
タイトルは「自転車屋さんの高橋くん」。
主人公は、30歳のパン子。社内の色んな理不尽に耐えながらも、仕事を続けてる。
そして見た目ヤンキーな自転車屋さんの高橋くんと出会う。

…ってこれだけ見ると、不良の優しい一面みてついつい好きになっちゃう系の伝統漫画か…とら思うかもしれないけど、そして実際そうなんだけど、なんかすごいよかった…心底ときめいたし、2人を応援したくなる。

まず人物がめちゃ魅力的で奥行きある!そして主人公がとてもかわいい。こういう不良ヒーロー系漫画の主人公って、うじうじしててなんでこの子が好かれるのか?って謎なケースもあるけど、パン子はそりゃ好かれる。
気ぃ遣いーと、素のバランスがすごいよくて、力の入り方と抜け方のバランスが絶妙で、すごい惹かれる…造形もかわいい。食べてる時の口元や、目のキラキラよ。
そしてなんといっても高橋くんがすごい魅力的。私は特に不良好きになったことないけど、自分の倫理に則って人にやさしくしたりしなかったりするところや、すなおなところ、細い目もとにかく魅力的なのだ…

そんな2人の両思いストーリーなんだけど、恋の良さとか幸せがつまっている。とてもときめく。

一番グッときたのは、パン子が10年勤めた会社をいさぎよく辞めるとこ。その後に制服を脱ぎ捨て、かわいい黒いワンピースをスタジオクリップで買うところが良かった。

なんか、いい漫画ってほんとにすごいよな。
音楽や本もそうだけど、フィクションでも、こんな人たちがいるって思うと大袈裟じゃなく世界の見え方が変わったりするんだもん。風が吹くというか。たまにそういう作品に出会えるから、漫画も本も音楽も探し続けることをやめられないんだよな。
作り手の人たちに、エンタメに、いつもありがとうって思ってる。


あとは、帰ってからは3時間くらいずっと名刺のデザインをしてた。なんとか終わったけど、PDFにするたびに影とか見え方が気になっていちいち直して…ってしてたらこんな時間に。

でも、仕事してたって、3時間を捻出することできるんじゃん私、って思った。
とにかく卒業発表まで走り切るぞー。

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