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逃げ恥スペシャルがすごくよかった話

やっときた3連休の初日!
休みってありがたい〜。仕事がはじまるとありがたみを思い出せていいですね。人生、緩急が大事だな。

今日は、午前中はWEBデザインのオンライン講座。正直、WEBは知識がなさすぎてついていけず、途中で眠くなってきた…けどなんとかくらいついた。
誘導ボタンをPhotoshopで作るワークがあったんだけど、もうPhotoshopわかんなすぎてワーー!ってなった。Illustratorは毎日投稿でちょっとずつ操作に慣れてきたけど、Photoshopはまた別物なのね…
細部の違いにイライラして、イライラをぶつけるように寝ている旦那さんにうおーわからん!って揺り起こそうとしたら「寝かせて。」とあしらわれ、さらにふてくされた。講座がおわったあとも、参考動画を何度も見返して結局2時間くらいかけて小さいバナーをなんとか完成させた。
つくづく思ったのは、私は勉強用動画とかを勝手に見とばして先に行こうとする悪癖があるということ。お行儀よく先生のペースで話を聞かず、先に操作をし、大事な設定などを聞き漏らし、動画の画面通りにいかなくて結局何度もやりなおすはめになるのだ…おちつけ自分。

そのあとは、観れずにいた逃げるは恥だが役に立つ 新春バージョンをやっとみた!
逃げ恥、原作マンガもファンでドラマもずっと追っていて。原作をさらにとっつきやすくパワーアップさせた良いドラマ、制作陣だなぁと思ってた。
今回もすごく良かった、さすがです。

結婚出産に伴う女性側の負担とか不公平感っていうだけじゃなくて、
今回は男性側に押しつけられる役割とか、長期の育休取得をゆるさない空気だったりとか、そういう男性の生きづらさもちゃんと描かれてて良かった。
女性がつわりで何もできないのももちろんつらいし、それを働きながら支える男性だってもちろんつらい。人をひとり家族に迎え入れようっていうんだから、それは大変なことなのだ。

あと、個人的に響いたのは会議の時の沼田さんのセリフだな。男性が長期で育休を取ることに否定的なプロジェクトリーダーに、「育休だけじゃなくて、たとえば親の介護、自分の病気、男も女も誰かが長く働けなくなる状況はいつでもありえる。そのリスク管理をするのがマネージャーの(会社の)仕事」ってところ。
本当にそう、その管理が面倒だからって、当然の権利を使えない空気をつくるのは、上の人の怠慢だし責任放棄だよね。

主人公のみくりの出産予定日が、1年違いだけど大体自分の出産予定だった時期と一緒で、
自分も本当だったらこんなふうな生活を送ってたんだな、つわり大変とはいえみくりうらやましいな、なんて感じてたりもしたけど、
出産後のコロナ禍での育児、平匡さんとやむを得ず別居、などをみてるとそんなこと言えなくなった。
これはフィクションではなくて、コロナ以降子どもを持った人みんなが切実に感じていたおそろしさ、孤独、不安なんだと、それがリアルに伝わった。

Twitterなどで書いてる人もいたけど、今の日本の問題や固定観念による呪いを、たくさん取り上げてるドラマ。
夫婦別姓、無痛分娩、男性へのマッチョ思想押し付け、同性愛、育児の孤独、コロナ禍のつらさ。
それが、今の時事トレンド詰め込んどきました!ってならずに、説教くさくなくちゃんと心に響くのは、
このドラマの根底に流れてるのが「差別ダメ!決めつけダメ!」みたいな否定的なものではなくて、
「みんなそれぞれ違う人間だから、それぞれ自分独自の幸せを見つけて、その幸せを守ることを優先して自由に生きていいんだよ。」っていう愛あるメッセージだからじゃないかな?って私は感じ取ってる。
みんながみる時間帯のTVで流すのにすごいふさわしいドラマだったんじゃないかなぁ。

毎回変わるみくりとゆりちゃんの衣装と、エンディングも最高でした。


あとは、はじめてのおつかいみて泣いたり(子供の頑張る姿ってなんでこんな泣けるの?あと、物々交換の村社会が豊かで憧れた…急に移住しても仲良くしてもらえないのかもしれないけど)
Illustratorで立体感出そうと試行錯誤したり、ゆっくりお風呂にはいったりした充実した土曜でした。
おやすみがあと2日もあるなんて、うれしいな〜!

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