![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69041941/rectangle_large_type_2_66a7a218f146fbcedaa62c133c2d1126.jpg?width=1200)
[ブログ] 私の漫画がスウェーデンの雑誌で紹介されました。
私の漫画が、スウェーデンの漫画雑誌で紹介されました!
Bild & Bubbla(絵とふきだし)という雑誌です。
2021年に知り合った、スウェーデンの友人が記事を書いてくれたのです。
なんとも嬉しいです。なにげ名前と一緒に自分の漫画が公式に出るのは初めてです。描き続けててよかったです。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69040018/picture_pc_ad0124e9fcc992ecfddbc55d979b7ec2.jpg?width=1200)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69040076/picture_pc_45d65d0e5aaeca47007e0d7b609ad2d0.jpg?width=1200)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69040084/picture_pc_cdec35ff391f4c904aa3599c3a605a23.jpg?width=1200)
こちらが友人のアカウントと…
We're in the magazine Bild & Bubbla Sugiyama! @sugiyan1192 #bildochbubbla #manga pic.twitter.com/ouYWWsA80l
— Matteo Nobis Sandén (@deusExMatteo) December 23, 2021
Bild&Bubblaのwebサイトです。
こちらが記事です。
内容は、「不良の杉山くんの実体験から生きづらさについての漫画を、頭の穴というわかりやすい絵で、そして「おじさん」ぽくない優しさで描いています」というものです。
漫画も杉山も褒めてもらっているようで嬉しいです。
そして"Ossan" という熱い日本語が海外デビューしました。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69040115/picture_pc_2360c6824c3e6685be95bfc22a4e559a.jpg?width=1200)
本文はスウェーデン語です。英語に直したものはこちらです。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69040175/picture_pc_44bf9edc31942dac5b1805dc7d917489.jpg?width=1200)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69040177/picture_pc_08a6521e685421315a0cbfa73de3c23e.jpg?width=1200)
自分は英語が前からできたわけではなくて、10年くらい前に欧州とアフリカで仕事をしている人と友達になったことが、海外の人と遊ぶようになったきっかけでした。(その友達は日本人です)
5年くらい前から彼と遊びでこういうアカウントを始めました。日本のオタク文化を海外に紹介するアカウントです。
そして、このアカウントを通して外国人と知り合い、彼らが日本に来た時に会いに行ったりするようになりました。友達は英語ができますが、自分はあまりできません。最初は何言ってるかわかりませんでした。今でも人によっては2割くらいしかわかりません。
でもまあもともと人が好きなので、片言の英語ででもいいから話したくなり、よくわからなくても話すようになりました。外国人と二人でフェスに行ったりもしてました。言葉ではあまり意思疎通できない人と10時間とか一緒にいるのです。でも、趣味が一緒なら全然問題ないのです。新しくもすばらしい発見でした。
![1のコピー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69040897/picture_pc_f1018feef74e0fc3427c0b7d6cac3712.jpg?width=1200)
その後もいろいろな人と知り合い、合うようになりました。そのなかの一つが上記のスウェーデン人と知り合い、漫画を雑誌に紹介してくれたというわけです。
そもそもの始まりの、欧州&アフリカで仕事をする友人は、2021年の初めに急死してしまいました。彼と一緒に漫画の描き方の本を出版した、たった数か月後でした。
![4-2-sedeto - コピー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69041236/picture_pc_40460a2b2a40f4af6d35b971d37658e4.png?width=1200)
表紙のデザインも、彼と私の共通の友達がしてくれました。
外国人向けに漫画を描いて受け入れてもらえることは、大きな喜びです。日本人は特に海外との接点が少ないので、海外の人というと特別な感じがしてしまいます。このように輪が広がり続けているのは、彼が残してくれた、すごくこう何というか、形の無い素晴らしいものだと思います。今はお金とかいいねの数だとか目に見えるものが重視されている気がするので、よりそう思います。
これからも私は漫画を通して輪を広げていくつもりです。彼もそれを望んでいるはずですし、その行動自体が、彼を私や海外のたくさんの友達の心の中に生き続けさせることだと思うのです。
もちろん、私は日本人で日本語が一番得意なので、今まで通り日本人の読者向けに描くことが第一です。いつも読んでくれてありがとうございます。
では今年もよろしくお願いします。