楽しむための読書術-気軽に本を楽しむために-
始めに
みなさんこんにちは、Yukiです。このエッセイは、読書を始めたい人に楽しんで読書をして欲しいと思い、僕なりの本の選び方、習慣化のコツなどについて書いています。ここに書いていることのいくつかは、僕が今も実践しています。こんな方法もあるんだと、一つの参考にして頂ければ幸いです。タイトルが「読書術」と書いてありますが、どうか肩の力を抜いてリラックスして頂きたいと思います。キーワードは「楽しむ」です。読書の世界へ飛び込むのにパスポートや特別な資格は必要ありません。読書とは本来自由で、楽しいものです。気軽に楽しんで欲しいと思います。
また、今回のエッセイを書くに当たり、S.AさんとS.Kさんにとても助けて頂きました。この場を借りて感謝申し上げます、ありがとうございました。
読書の習慣化について
読書を習慣化したいと考えている人に伝えたいことは、まず習慣化することは忘れましょう、ということです。いったい何を言っているんだろう、と思うかもしれません。
話は変わりますが、皆さんにとって趣味はありますか?あるいは、娯楽と置き換えても良いかもしれません。(音楽を聴く、映画を観る、野球観戦、釣り、絵を描く、バスケ、ランニング、テニス、などなどいろんな趣味あるいは娯楽があると思います。) そして、その娯楽は継続していますか?あるいは習慣になっていますか?もし続いているとしたら、なぜ続いているのでしょうか?それは皆さんが楽しいからだと思います。皆さんが楽しいと感じているから継続できているのだと思います。おそらく、娯楽や趣味を始めるときに、習慣化や継続しようとは考えていなかったのではないでしょうか。言い換えれば、継続あるいは習慣化しようと思ってその趣味・娯楽を始めたのではないと思います。また、その趣味をやるメリット・デメリットなんて難しいことは考えず、「楽しそうだから」あるいは「面白そうだからやってみたい」こういった気持ちに動かされて始めたのではないでしょうか。やってみて楽しいからこれなら続けられそうだと思ったから、いつの間にか習慣になっていたのではないでしょうか。つまり、楽しいから習慣になったのであり、習慣になったから楽しいのではない、ということです。
僕は読書もこれと同じだと考えています。読書は娯楽の仲間であり楽しむためにあります。ですので、まずは習慣化するといったことはあまり考えずに、ただ楽しむために読書をして欲しいと思います。
習慣化の実践とポイント
そうはいっても、やはり習慣化のコツを知りたいと考えている人もいるかもしれません。そこで僕が考える習慣化のコツを書きたいと思います。
1.自分が興味の持てる本を読もう
これはずっと大切ですが、自分が興味の持てる本を選んでみてください。つまらない本を読んでも楽しくありません。読書の楽しさを実感することが大切です。それを繰り返すことができれば、習慣化に繋がります。
2.一日10分から読書をしてみよう
最初から、「一日2時間」と大きな目標を立ててしまうと、読書に慣れていない間は難しく、挫折してしまいます。最初は気軽な気持ちで読んで欲しいと思います。慣れてきたなと感じたら、少しずつ時間を増やしていくのが良いかと思います。
3.図書館で借りてみよう
実際に購入するのも良いと思います。しかし、買ってみて読んでみたら面白くなくてお金を無駄にした、と感じてしまう人もいるかもしれません。その点、図書館では無料で借りることができます。無料だと一気にハードルは下がると思うので、図書館から興味の持てる本を借りることをオススメします。
4.最後まで読めなくてもいいと考えよう
本は必ずしも最後まで読めなくてもかまいません。面白くなかったら途中で止めてみましょう。「最後まで読まなくては」と思って我慢して読み進めても面白くありません。何度もお伝えしていますが、大事なのは皆さんが楽しむことです。
5.本はすぐに読んでみよう
本を借りるなり購入するなりして、本を手に入れたらその日のうちから読み進めて欲しいと思います。おそらくその本を選んだときに少なからず心が動いたり、ワクワクしたと思います。その思いが消えないうちに読み進めて欲しいと思います。明日からとか、後で読もうと考えているといつの間にか1週間経ってしまうと、ワクワクは消えてしまいます。ワクワクが残っているうちに読み始めてみてください。
以上5つのコツを伝えしました。
次に気をつけて頂きたいポイントを書いていきます。
1.最初から難しい本あるいは分厚い本を読まない
慣れていないうちに、意気込んで難しい本や分厚い本を読んでしまうと、挫折してしまう可能性があります。最初は、すぐに読み終えられそうな本から始めてみてください。読み終えるといった体験を積み重ねることで、少しずつ読書に対して自信がわいてきます。
2.読みたくない日は読まない
日によっては読む気になれない日もあると思います。そんな日は思い切って読まないことも大切です。嫌々読んでしまうと、読書に対してネガティブなイメージを抱いてしまう可能性があります。読みたくない日は読まずに、読みたいと思えたら読んでみてください。
本の選び方
次に僕がどのように本を選んでいるのかを、お伝えします。参考程度にして頂けるとありがたいです。僕の本を選ぶ基準は、楽しいかどうかです。何度もお伝えしていますが、読書は楽しむことが重要です。僕は表紙と裏表紙(小説や漫画)をみたり、目次をみたり実際に数ページ読んでみて、この本は楽しめそうだと感じたら購入します。そして実際に読んで楽しかったら読み進めて、楽しくなかったらそこで止めて違う本を読んでいます。
本の選び方は楽しそうかどうか、または自分の興味と合っているかどうかで選ぶと良いと思います。
終わりに
ここまで僕が考える習慣化のコツや気をつけたいポイント、本の選び方を見てきました。ここまでいろいろ書いてきましたが、やはり一番大切なのは楽しむことです。冒頭にも書きましたが、まずは習慣化のことはあまり考えずに、読書とは楽しいものだということを実感して欲しいと思います。そして、楽しそうだ、面白そうだと感じた本を選んでみてください。そして、これなら続けられそうだと思ったら実際にやってみて欲しいと思います。
ここまで、読んで頂きありがとうございました。