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この人生、誰のものでもないと図にのって、しくじって(探ノ編)Vo.16

9月にインドへ行ってきた時の話を前・後編に分けて、
お話ししようと思います。



なぜ、インドへ行ったのか?

私は、去年から1人で、海外旅行することをしております。
去年は、シンガポールへ行ってきました。
今年は、どこに行こうかと考えていたときに2つのことを考えました。
1つは、価値観を変えられる経験をしてみたい。もう1つは、去年に引き続いて経済発展をしている国とはどんなところかを見てみたいということ。

インドへ行くイメージを聞いたときに、「自分探し」や「価値観が変わる」と言います。「俺の人生、これでいいのかな?」って、悩み、止まっている自分に何か刺激を与えたいと考えて、甘い期待をもっていました。インドへ行けば、何かが変わる。とても抽象的思考ですね笑

経済が発展している国には、何か共通点があるのでしょうか?去年、シンガポールを訪れた時には、富裕層が集まる綺麗な都市だと印象を持ちました。そして、多民族国家という感覚も。では、インドはどうなのだろうかと比較してみようという意識がありました。



目的は、自分探しと中国を抜いての経済成長が予想される国がどのような国であるのか、見てみたいと思ったからです。

時は、9月19日の木曜日に遡ります。

インドへ出国できない!?

関西空港を朝9時台に出発する便に乗って、インドへ向かう予定でした。
そのため、朝4時過ぎに起きて、高速に乗って出発です。

5時半の景色

朝から車を運転してどこかへ行くなんてことを今までにしたことないし、これからインドへ向かうのだという気持ちで、興奮していたのか日本の朝焼けを見て、しみじみとしておりました。確かに綺麗ですよね。

さぁ、関空に着き出発の搭乗口に行って発券を、といった矢先
「ビザはありますか?」
「へ?」「必要なんですか?」
「当たり前です。」
恐ろしいほど、冷静に言われました。

そこで初めて知ったんですけど、ビザって長期滞在やその都市で暮らす時にだけではなくて、短期間の観光でも必要な場合もあるらしいんです。
「関空で俺の今回の旅は終わりなんや.…(心の声)」
そんな心の声も漏れながら、なんとか行くことはできないだろうか、最悪ハノイから乗り継いでだから、ベトナムで旅ができないだろうか、色々なことを考えていました。
インドへ行くことが怖くて、粘らずすぐ諦めて帰ろうとしていた自分もいて、感情が無茶苦茶でした。それでも、インドへ行けば現地でビザを取得できると聞き、もう行ってイチかバチか取るしかない!と思って、日本を後にしました。

日本人たちとの出会いと別れ

19日の1日を使って、インドへ向かいました。その行程が乗り継ぎ先のハノイで7時間ぐらい待機という圧倒的な時間の浪費をしておりました。ですが、ここでいい出会いが待っていたんです。
なんと、私と同じように1人でインドへ向かうのだという青年と出会いました。彼は大学生で、とある事情で留年することが決まってしまったので、自分でも探すかということでインドへ旅することを考えたそうです。聞けば、『深夜特急』という作品を読んで、コルカタに行ってみたかったそうで。

私が大学生の時に、1人でインドへ行くなんて。そもそも、海外に1人で行こうなんて考えは一切なかったです。
だから、自分と比較して凄いな。将来どうなってるんだろうなんてことを考えながら、一緒に過ごしました。
インドに入国してからも、ビザ取得に力を貸してくれたりと本当に助かりました。夜の23時、インドへ着いて色々と入国の手続きをしていたら、夜中1時頃になっていました。ホテルを空港付近で予約していたのですが、真夜中にインドを出歩くなんて、恐ろしい限りです。どうしようかと大学生の彼と話をしていると、日本人らしき3人が、前を歩いていました。
なんと、その人たちも1人旅でインドを訪れたというそうで。初めましてと出会った、5人の旅人たち。情報交換という集団社会で最も重要な行動をして、インドという都市での過ごし方を考えていました。
1人は、アジア諸国から始まった旅の経由地で訪れた青年
1人は、以前に1度インドへ訪れ、フルボッコにされたので、リベンジにやってきていた社会人
1人は、インドにいる友人に会い、そしてインドでヨガをすることを考えていた女性

他の4人とは、結局空港でお別れをし、その後連絡を取っていた訳じゃないから消息なんてことは分からないのだけれど、この日本人たちとの出会いは一期一会であったのだと、感じています。無事に、生きていることを願っています!!!


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前編は、ここまでで。
後編は、インドでの2日間を振り返ります!
よろしければ、後編も楽しみにしていてください!!!それでは。

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