目先の欲をスルーする。Vo.23

あまり大きな声で言えないですが、
私事ではございますが、

只今、禁欲生活をしております。

記録はしてないですが、多分1か月間は性欲を自ら発散することをしておりません。

以前から、禁欲してやろうという意志は持っていましたが、
結局1週間そこらで砕け散ります。
そして、罪悪感を頂いて「今度こそ！！！」と
気合で立ち向かっておりました。

しかしながら、気づいてしまったのです。

あ、気合は自分の意志だから、環境や時間など外的要因で変わっちゃうわ。

つまり、意志はとても弱い鎖なんです。
鎖じゃないな、草結びですね。

じゃあ、俺は一生欲に負け続ける生活を送るのかと思っていました。
ところが、現状の生活では自然と欲をスルー出来るようになっています。

何故なんだろうかと振り返って考えてみました。

そうすると、簡単な話で毎日やることが決まっていて、
そのことにかまける時間が無くなっていたのです。

仕事が遅くなって帰ったら、その時点で就寝までの時間から追われるので、いち早く寝床に就こうと行動する。

仕事が早く終わって帰ったら、ギターの練習やnoteを投稿するために、文章を考えている。

空いた時間があれば、頭皮マッサージや逆立ちをしている。
散歩もスクワットも、日常の決まった時間として組み込まれている。

今日は、これしようとかを考えていなくて、今日もこれはしないとなと考えています。
今日できなかったら、明日やろうじゃなくて、今日完成できなかったけど明日は完成できるように3秒はこのことに取り組もう。（3秒は盛ってます笑）

毎日、考えることが同じになってきたからかもしれないです。

だから、余計な時間は少なくしたいし、その時間を使っても自分にとって、今後の成果に繋がらないと思えてきたら、取らない。

行動を選択できるようになりました。

だけど、1つだけ改善できていないことがあるんです。
それは、

残業

です。

悔しいですが、目先のお金というものに囚われています。
残業して、記録すれば時間外手当が支給されます。

元々の給料が低いので、残業をして、給料を増やす。
ある程度、毎月贅沢や遊びができるように、残業をする。

だけども、これって性欲に負けていた俺が陥っていた思考と同じなんじゃないかって考えます。

だって、手軽に得られる快楽を取っているんです。時間外労働したら、お金が余分にもらえるんですもん。
だけど、もっと大きな報酬には気づけないんです。

勿論、意味のない残業をしているとは思っていませんが、
残業代欲しさに残業してしまっていることが少なからずあることは確かです。白状します。

だからこそ、目先の欲をスルーしたい。

早く帰って、自分の可能性を広げることに時間を使いたい。
知らない世界を見に行く時間に当てたい。

1年間の過ぎる体感速度が速くなるのは、毎日が同じことの繰り返しだからだと言われています。

朝起きて、仕事に行って、仕事をする。
終わって、家に帰って、飯食って、風呂入って、寝る。

たった、43文字で1日を表現できるなんて、
とてもじゃないけど、生きている心地はしないです。

なのに、目先の欲である残業ばかりをしてしまう。

「新しいことを始めるには、
　既存のやっていることを捨てることから始めないといけない。
　それは、時間が有限なモノであるのだから。」

Voicyパーソナリティーである澤円さんが放送でおっしゃっていたことです。

今、目先の欲は果たして、自分の将来にどのような伏線となってくるんだろうか。そして、その行動は本当に自分にとっての必要な行動なのだろうか。

「スルーする。」
面白くはない、洒落だけれども、
目の前にやってくる物事と向き合う時には反芻しておきたい言葉です。