韓国WavePark | トリップ編 | 出発からサーフセッションまで
先日アップした記事(韓国WaveParkレポート | 静波サーフスタジアムとの比較編)の続編です。
日本(羽田空港)を出発するところから韓国WaveParkに到着してサーフセッションを行うまでの流れになります。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
注意:
(1) こちらの情報は2023年6月のもので変更されている可能性もあります。何かお気づきの点がございましたらご連絡を頂けると幸いです。
(2) 10ウォン1円で計算。
航空券
季節によってばらつきはあると思いますがだいたい往復で5万円前後が相場のようです。
到着空港の選び方
ソウルには仁川国際空港と金浦国際空港があります。どちらもWaveParkまで距離はそこまで変わらないのですが、渋滞事情が異なります。
ソウル市内からWaveParkまでは渋滞がひどいと聞くので、仁川(インチョン)に到着のほうがおすすめです。これまで2回行きましたが今のところWaveParkの往復でひどい渋滞にはあってません。
フライト時間
羽田からインチョン空港までは2時間半で到着します。
私はPeach(ピーチエア)という格安航空会社を選びました。
ボードチャージ
格安航空会社は預ける手荷物の料金は基本的に別料金となっています。ピーチの場合サーフボードは片道5,100円でした。
ちなみにアシアナ航空や大韓航空はボードチャージはかかりません。
韓国入国
時差もなく2時間半くらいで到着した後は検疫、入国、税関を行います。
検疫
飛行機で配られる用紙に記入して提出します。飛行機でもらいそこねた場合でも検疫ゲート付近に置いてあり記入できるので心配ありません。もしくはQ-CODEというQRコードを取得しておくとこの記入は省略できます。これは上記の用紙の内容を事前にオンラインで登録してQRコードをもらいスマホなどに保存しておきます。そしてそのQRコードを現地で検疫の用紙の提出の代わりに読み取ってもらえる仕組みです。
入国
外国人レーンに並びます。パスポートを渡して指紋をスキャンしてもらいます。時間帯によっては10分ほど並びます。
税関
運が悪いとここで時間がかかります。今回は30分くらいかかりました。手荷物受取所のところでサーフボードが出てくるのを待っていると職員が我々のサーフボードを運んできました。受け取ろうとすると「少し待ってほしい」
と言われ待たされました。待つこと20分。その職員がボートと一緒に戻ってきて検査レーンまで一緒に行きました。そして検査をしてもらい問題が無かったので、到着ゲートから出ることが出来ました。
よくある質問: 現金
質問: 現金(韓国ウォン)はいくらくらい持っていったら良いいですか?
答え:韓国で使えるクレジットカードがあれば不要です。これまで2回行きましたが2回とも現金を使うことなく、全てクレジットカードで支払いが出来ました。
空港からWaveParkまで
バスや電車で行くか、レンタカーを借りて行くか、タクシーで行くかという選択肢になると思います。
大型タクシー
サーフボードがあると通常のサイズのタクシーではボードが積むことが出来ないので大型のタクシーで行くことになります。大型タクシーには3〜4つのボードケースが入ります。今回は2つのボードケースと大人3名で行きました
大型タクシーの相場は片道9,000円〜10,000円です。
タクシーをどこで降りるか
大型タクシーで行く場合、一番楽なのはWaveParkの地下駐車場で降ろしてもらうことです。WaveParkのチケットカウンターと受付が地下なのでスムーズに入場出来ます。
地上で降ろしてもらってもエレベーターで地下に下りれる心配ありません。
帰りの予約(2024/08/28追記)
WaveParkからの帰りですが、現地でタクシーを調達するのはかなり大変ですし、出来なかったという話しも聞きます。そこでおすすめしたいのが、行きのタクシーに帰りの予約もしてしまうということです。是非、行きに乗せてもらったタクシーに相談してみて下さい。
WavePark到着後
長旅お疲れ様でした。
タクシーを降りてWaveParkのエントランスを抜けると広いロビーがあります。ソファーや椅子やテーブルがあるのでここでゆっくりすることも出来ます。カフェやサーフショップもあります。
荷ほどき
この広いロビーで荷ほどきをするのがおすすめです。エアコンも効いているのでとても快適な空間です。サーフショップもあるのでワックスやフィン、リーシュコードなど忘れてしまった場合はそこでゲットしましょう。
サーフセッションの事前予約
当日、自分の入りたいセッションが満員でそのセッションが出来ないという可能性があります。そんなことにならないように出来れば航空券を買う前に希望のサーフセッションをオンラインで予約しておきましょう。
WavePark日本語ページ
支払い
チケットカウンターで入場料と当日のセッションの支払いを行います。予約済みの場合は予約したときの名前を伝えて下さい。予約内容の確認をして当日の全てのセッションの支払いを行って下さい。クレジットカードが使えます。ここでもらうレシートは入場ゲートで使うので無くさないように注意して下さい。
入場
ではいよいよ入場していきましょう。
入場ゲート
支払いの時にもらったレシートを入場ゲートで渡しましょう。そうするとロッカーキーの腕輪をもらえます。そして入場します。
入場したら土足禁止エリアとなります。靴は右手の下駄箱に入れて下さい。下駄箱には番号が振ってあり、腕のロッカーキーと同じ番号を探して下さい。
一時サーフボード置き場
ロッカールームにサーフボードは持って行かないで下さい。サーフボードの一時置き場があるのでそこに置きます。ボードを置いたらロッカールームへ向かって下さい。
写真の非常口の先にサーフボード一時置き場のボードラックがあるのでそこに置いて下さい。
大きい荷物を預ける
後ほどロッカールームを紹介しますが、そこのロッカーに入らないボードケースなどは入場ゲートで預かってもらいましょう。
入場ゲートのスタッフに伝えると名札をもらいます。名前を書いてケースに付けてスタッフに渡して下さい。
ロッカールームとボードロッカー
ロッカールームにはシャワーとトイレもあります。腕のバンドの番号のロッカーを探して下さい。着替えて貴重品などもしまいプールに向かいます。
ロッカーのサイズ
2段と3段ロッカーがあります。2段の方が大きいです。そして2段はAエリアのみです。Aエリアが良い場合は入場ゲートでロッカーキーをもらう時にリクエストしてみて下さい。
ボードロッカー
次の日もサーフィンするなど、WaveParkにボードを置いて帰りたい場合、ボードロッカーを借りれます。1泊3,000円です。年間の場合は60,000円です。年間で借りる場合は注意が必要で、その月から1年ではなく、2023年でしたらその年度での利用となります。2023年7月に契約すると2023年12月いっぱいまでとなります。
ボードロッカーのサイズはロングボードも入り、ショートボードですとフィンを外せばなんとか4枚入りました。
プールへ向かう
着替えも終わり、ワックスやタオル、飲み物などを持ってプールに向かいます。忘れ物してもロッカーにはいつでも戻ってこれるので心配いりません。
食べ物は持ち込み禁止です。
サーフボードのピックアップ
サーフボード一時置き場を通るので、ここで先程置いておいたサーフボードをピックアップします。
プールサイドのボード置き場
プールサイドにはたくさんボード置き場があります。手荷物などはその周辺に置いている人が多かったです。
サーフセッション前にする事
お疲れ様でした!あともう一息です。
慣れると簡単なのですが、セッション前にいくつか手続きがあります。
安全講習受講
プールでの安全についてビデオを見ます。ビデオを見たら完了手続きをします。その日の最初のセッションの前に行います。動画を用意したの良かったら確認して下さい。
チェックイン
予約したサーフセッションの時間の15分前からチェックインカウンターでチェックインを行います。
10時のセッションを予約していた場合は9:45からチェックイン出来ます。
緑の建物の右側の窓でチェックインを行います。
窓の前には右と左の2つの列があるのですが、チェックインは左側です。右側は追加のセッションの申し込みです。
チェックインの時にはロッカーキーを機械にかざしてと言われます。言われたとおりにかざすとチェックインが完了し、腕につけるバンドをもらいます。
腕のバンド
チェックインするとサッカーのキャプテンマークのようなバンドをもらうので腕にはめて下さい。これを付けていないとサーフセッションに参加できません。
足に付けるのはNGです。注意されます。腕につけていないとプールの中で見えないからです。
入水!
お疲れ様でした!
いよいよ入水です!
入水の開始時間はだいたいセッション開始5分前です。
10時のセッションですと9:55あたりから入水することが出来ます。
最後に
ここまで読んで頂きありがとうございました!
少しでも韓国WaveParkを訪れる皆さんのお役に立つことが出来ましたら幸いです。
感想など頂けるととても嬉しいです。静波のサーフスタジアムにちょくちょく行ってるのでそちらで私のことを見かけましたらお気軽にお声がけ下さい。
おまけ | たくさん波に乗りたい方へ
せっかく韓国まで行くのでたくさん乗りたいサーファーが多いと思います。
これまで20セッションほどやった私が気づいた事をシェアしたいと思います。
誰よりも早く入水する
意外とセッション時間になるまで入水しない人が多いです。セッション時間開始と同時に最初のセット波が出始めるので、5分前に入水して最初のセットから波に乗りましょう。
レフト波が空いている
セッションはレフトかライトどちらかになります。レフトは空いていることも多く、これまで波が余っていることが多々ありました。空いていると待ち時間無く波に乗れるのですが、その分ずっとパドルすることになります。パドルに自信のある方におすすめです。
平日の方が空いている
海でも同じだと思いますが、平日のほうが空いています。土曜日にやった時は満員で初心者の方も多かったです。
上級者が多いほうが乗れる
テイクオフで失敗してワイプアウトするとその次の順番の人は波を1本見送ります。ワイプアウトしてしまった人がそこから退避できないと更に2本3本と見送ります。つまりテイクオフを失敗しない上級者が多いセッションが比較的多く乗れます。ただしこれは運です。
レフトの最後の1本
レフトに限ってはセットの波の数が1本多いです。最後の1本はおまけ扱いで、この波は乗っても乗らなくても良いです。
通常の波より小さいのでこの最後の1本は行かない人もいます。誰も行かないことを確認した上で少しインサイド気味からその波に乗れます。
この最後の1本を狙うには何本波が出たかをカウントする必要があります。波の種類ごとの本数です。
M2: 20本 + おまけ1本
M3: 15本 + おまけ1本
M4: 8本 + おまけ1本
T1: 8本 + おまけ1本
T2: 8本 + おまけ1本
本数を多く乗ろうとすると早くテイクオフポジションに戻りたくなります。そのため斜めにアウトに向かいたい気持ちが生まれます。ただこれをすると後ろからくるサーファーのラインに入ってしまうので厳禁です。私はこれをやってしまい何度か注意を受けました。一度インサイドまで行ってから壁際のカレントを使って戻るようにしましょう。
Have a good surf 🤙