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留学したきっかけ -大学時代編 (コロナ前)-

ここでは大学入学後の生活や判断がどう留学に繋がったか書いていこうと思います。

まだ高校時代編を読んでいない方はぜひそちらからお願いします。


大学入学した後まぁいろいろと気持ちが変わりました…。

まず、前回私はAO入試で入学した、と書いたと思います。

入試を受ける際、「どんな留学をしたいか」というものを書く必要がありました。

そこに書いたのは「カナダに短期留学をしてインターンシップをしたい」です。

4月の新歓期間、「先輩との履修相談」で留学の話を聞いた私は「台湾か香港で長期留学をしたい!」と思うようになりました。

本当に意思が弱いですよね…。

理由は「英語はもちろんだけど、中国語が話せることがビジネスで大切じゃないか」と思ったためです。

あとちょうど3月に台湾旅行に行ってすごく楽しかったのが印象に残っていたためだと思います。


私の大学で交換留学に行くためにはGPA3.0以上が必要となってきます。

高校の評価は5段階中3.3。

「やばい」と思った私がやったことは履修する授業の量を減らすことでした。

具体的には必修7科目+選択3科目のみ履修しました。

学科の事務室から「これで本当に大丈夫ですか?」と連絡来るぐらいでしたが履修する授業の量を減らし、英語の授業を多くしたことでGDPは3.6。

とりあえず出願条件は突破。


1学期の授業中にもたくさん迷いました。

私達の学科では「海外研修」という留学に向けた準備の話をされるのですが、そこで気が付いたのは「留学って意外と高い」ということ。

私はよく言えば節約家、悪く言えばケチなのですごく金銭面を気にしてしまいます。

例えば進学する高校は私立の方が楽でも都立にし、物欲が低いのもあると思いますが可愛い服、デパコス、高級ディナーなどを買いたいと思わない人でした。

そのため「私費留学はカナダだと400万円」「アジア留学は交換留学でも100万円以上」という説明を聞き、「長期留学はやめよう」と決めました。

そこから親に「ビジネス英語を学ぶためにフィリピンに1ヵ月語学留学するつもりだ」と伝えました。

結果は大反対。

何を言われたかはあまり覚えていませんがかなり話し合いをした結果、「やりたいようにやればいい」という結論になった気がします。

しばらくして「海外研修」の授業でTOEFL itpを受験しました。

具体的な点数は覚えていませんが570点ぐらいだった覚えがあります。

友達が先生に留学の相談をしに行くのに合わせて私もスコアを見せた上で「語学学校に短期留学をしようと思う」と伝えた結果友達、先生共に大反対。

「そこまで英語力があるなら学部留学でも授業についていけると思う。語学留学だともったいない」と言われました。

今でも感謝している方の2人目です。


そこから決めたことは「アメリカ留学しよう!」でした。

元々アメリカに住んでいたこと、アメリカンアクセントであったこと、アメリカへの憧れから400万払ってもらって私費留学をしようと決めました。

アメリカに決める前もコアラがいるオーストラリアの大学にも心を動かされましたがアクセントがキツイ、スラングが多いと聞いていたのでやめました(笑)

そこからアメリカ留学を目指し、TOEFL iBTを受けました。

結果は83点。Readingが13点というめちゃめちゃに低い点数でしたが、心はアメリカに行く気満々でした。


イギリス留学にシフトチェンジするきっかけになった大きな理由の1つが父親の転勤です。

元々大学入学前にロンドンに父親が転勤になることは決まっており、一瞬イギリスの大学入試を考えたぐらいでした。

私が1年生の時の夏に弟と母親がイギリスに行き、写真を見せてくれた結果「ロンドンもいいかも、イギリス行きたい!」となりました。

夏だったんです。晴れてたんです。

どの写真もキラキラしていて、しかもイギリスは交換留学もあったので夏休みを終えてイギリスの交換留学に出願するつもりで動いていました。


秋になると大学の部活の活動が忙しくなり、また、1年生も部内の係に配属され私は「定期演奏会実行委員長」になりました。

学園祭や野球応援、遠征などやってみたかったことができてすごく楽しかったこと。

同期のみんなが優しく大好きだったこと。

留学期間と丸被りする定期演奏会の実行委員長になったこと。

この3つから「やっぱり長期留学はやめよう」という気持ちが大きくなっていました。


そんな私の背中を押してくれたのは1つ上の学年の先輩でした。

たまたま部活からの帰り道で一緒になり、「留学が必須の学部だよね?どのぐらい行くの?」と聞かれて迷っていることを打ち明けました。

そうすると先輩は「私も行きたかったけど、部活を理由にやめた。でも周りを見てるとすごく羨ましいなって思うからやりたいことをやるといいと思う」と言ってくださいました。

そうです。今でも感謝している3人目の方です。


たくさん迷っていろんな方のお話を聞いた結果、私はイギリスの大学に交換留学生として出願しよう。と決めました。

9月にはイギリス留学には絶対に必要なIELTSを受験して出願資格は達成していたのであとは学内選考でした。


イギリス留学しようと決めた後、留学したい大学を決めなければなりませんでした。

私が1年生の時にあった留学先は以下の通りです。

・イーストアングリア大学 ・エディンバラ大学 ・オックスフォード・ブルックス大学 ・ヨーク大学


この中で聞いたことのある大学がヨーク大学だけだったため、まずはヨーク大学を志望しました。

そして書いてあったのが「ヨーク大学では学費を10%割引します」。

あれ?

交換留学のメリットは日本の大学の学費で留学に行けること。

10%割引とはいえ、約360万円払うことになります。

即候補からなくなりました(笑)


そして次に候補からなくなったのは現在留学をしているエディンバラ大学です。

理由はロンドンから一番遠いから。

私がイギリスに留学すると決めた大きな理由は父親がロンドンにいるから。

週末会いに行きたいと思っていたので、飛行機で1時間、電車で5時間かかるエディンバラは「ないな」って思っていました。


ではなぜエディンバラ大学に出願したのか。

それは世界ランキングが書いてある大学の中で一番高かったからです。

就活のために留学する、という気持ちもあったので「世界ランキング20位の大学で多様な国籍の人と共に勉強した経験」というのはエピソードして使えるのでは?と考えました。

あと純粋に、東大・京大よりも世界ランキングの高い大学に入学している人ってどんな人なんだろう?どんな刺激を受けられるんだろう?というワクワクもありました。


周りが第2志望まで考え出願している中、私はエディンバラ大学一本で出願し、無事に書類審査を通過。

さすがに志望理由に「お父さんが近くに住んでいるから」とは言えなかったので「世界トップレベルの学生と充実した環境の元ビジネスに対する知識を……」とそれっぽいものを書きました。

二次選考は面接。

そこでエディンバラ大学を第一志望にしているのは私だけ、かなりの人数がイーストアングリア大学を志望していることを知り、「いけたかな?」と思いました。

面接で聞かれた質問で印象的だったのは「既に留学経験が多いのになぜ留学をしたいのか」でした。

これは就活をしている今でもかなり聞かれます。

理由は「日常会話レベルであれば問題なくできるが大学レベルには追い付いていないから。将来のためにも行きたい」と伝えました。

面接から2週間ほど経ち、無事に合格を頂いたのが2019年の12月です。

本当に嬉しくて、嬉しくて仕方がなかったです。


ここまでがコロナ禍になる前でした。

また長くなってしまったのでコロナ禍に入ってからは次回書きたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

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