僕はきっと旅に出る
心は既に、遠く会いたい人たちのもとに。
会えたらきっと泣くのでしょう。
3年前の自分に、「やっと願いが通じたよ」と、心の中で呟くのでしょう。
『僕はきっと旅に出る。
星のない空見上げて溢れそうな星を描く。』
どこにも行けなかったあの日々に、そう歌って耐えた。
続く灰色の未来の気配に、その歌詞すら哀しさになって、歌声が途中で涙声に変わった。
それでも少しだけ気持ちの明るい日を見つけては、希望をメロディに乗せた。
また会いましょう、を現実にできるなら、私は喜んで賽を投げる。会いたい人にまた会うために。
あの景色を見るために。いっしょに笑うために。
『たぶんそれは叶うよ
願いつづけてれば』