【英検®︎1級英作文】書く内容が全く思いつかないときのChatGPT活用法
Hi there! 車大好き英語講師のゆっきーです!
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さて、私が英検1級に合格したのが2019年11月。
英検®︎対策で最も大変だったのが、英作文。特に書きたくても何を書くか全く思いつかない時がつらかった…。書く気満々なのに、一向にペンが進まなくてストレスでした。
対策としては、日本語と英語の新聞を読み、時事問題を扱ったPodcastを聴きまくり、TEDtalksの動画やニュースを毎日見て、どうにかこうにか、CSEスコア652点 / 850点満点(素点22 / 32点 68.7%)で合格はできました。
そして現在は教える側として英検®︎1級英作文を日常的に書いているのですが、やはり内容を考えるのが一番難しいです。
しかし!!今はChatGPTのおかげで、だいぶ早く、楽に書けるようになりました!当記事ではその活用法をシェアします。
英検®️は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
ChatGPTとは
今さら説明は不要という方は多いかと思いますが、簡単にご紹介。ChatGPTはアメリカに本社のあるOpenAIという会社が提供する生成AIサービス。
Web上の膨大な情報を学習し、会話形式でユーザーの様々な質問に答えることのできるサービスで、2024年10月現在、無料で利用できます。
プログラミングコードの作成や計算、対話のほか、文章の作成や要約などがChatGPTでできることです。
ChatGPTのアカウントはEmailでの登録、またはGoogle、MicrosoftかAppleのアカウントを使うこともできます。
ChatGPT活用法
さて、そんなChatGPTを英検®︎英作文の練習にどのように使えばよいのか、ご紹介します。
ChatGPTにTOPICに対する英検®︎英作文の解答例を作ってもらいます。その解答例を見て、
1. 「どんな内容が書けるか」
2. 「その内容にどのていどの説得力があるか」を確認します。
例えば、"Is it possible for the world to eliminate poverty in the future?"「世界は将来、貧困問題をなくすことは可能か」(ゆっきーオリジナル例題)がTOPICの英作文を例に挙げてみます。
著作権の心配があるため、載せるのは一部だけで、ぼかしを入れました。
ChatGPTは「テクノロジーの発展」「教育」「国際協力」の3つの理由から「世界は貧困問題を乗り越えられる」という賛成の立場で作文を書いてくれました。
この内容をヒントにし、「テクノロジーの発展 貧困解決」、「貧困問題 教育」「国際協力 貧困解決 事例」というキーワードでネットで検索したり、ニュースを見たりすると、自分なりの意見を考えるヒントになります。
私はこのようにChatGPTを活用することで、見当違いな記事を読み漁る必要がなくなり、英作文を書く手間が大幅に減りました。
私の場合は生徒さんの見本となる解答例を書くため、内容が事実であるかきちんと調べる必要があり、1本の解答例を書くのに5〜6時間はかかっています。
それでも以前より格段に早くなりました。
使えるプロンプト (指示文)
ChatGPTに英作文を書いてもらうのに、便利なプロンプトをご紹介します。
"____"となっている部分にTOPICの文章をそのまま入れます。もちろん日本語で指示しても良いのですが、英語の勉強にもなるので、私は英語で使っています。
注意点として、英作文を書いて!とだけ指示すると、かなり難しい語彙を使った英作文を書いてくれます。
そのため、"It would be great if you could write it at the level of B1 on CEFR." という具合に、英語能力の国際基準であるCEFR(セファール)でレベルを指定すると、シンプルで読みやすい英語で書いてくれます。
CEFRはA1, A2, B1, B2, C1, C2の6段階あり、AからCにいくほど段階が上がります。
英検®︎1級がC1、準1級がB2、2級がB1くらいとされています。
太字の部分を "in simple English" にしても良いです。
また、ChatGPTは添削もしてくれます。添削内容も英作文同様に、一瞬で回答してくれます。
ただChatGPTは時に回りくどく、不必要なほどに堅い表現を使うこともあります。
そのためその語彙・表現を100%鵜呑みにはできませんが、添削して、なるほどと思える部分は自分の英作文に取り込むといいですよ。
まとめ
いかがでしたか?その活用法については賛否両論あるChatGPTですが、うまく活用できればより早く、より多くの英作文の練習ができます。
無料で利用できるので、ぜひ活用して、英作文力アップに役立ててください。
応援しています。
*当記事は、2024年4月に投稿した同タイトルの記事に修正を加えた再投稿版です。
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