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「藤井風」に出会って、「帰ろう」に出会って

2022年1月6日。
私が「藤井風」という人をちゃんと認識した日。
あの日から一ヶ月が過ぎた。
勝手に一ヶ月記念と題して、
またまた想いを綴りたくなった。

かなり、スピリチュアルな話になってしまったので
苦手な方は、ここでそっと閉じてくださいね(笑)

今回は、彼の一番の名曲と私が思っている
帰ろう」について。


と、その前に
私が信じている、、、
いや認識している、、、?
んー感じている、、、?
この世とあの世」について。

人は生まれてくる時、
ある程度の人生のシナリオを決め
ある程度の寿命を決め
肉体という形あるものを与えられ
この世に降ろされる。
2歳ぐらいまでは、生まれてくる前の記憶や
お母さんのお腹の中にいた時の記憶を
覚えている子もいるけど、
成長と共に記憶は消されていく。

人がなぜこの世に生まれてくるかというと
魂の向上」のため。
あの世の世界は、魂のみで存在していて
個々の自分のレベルに合った世界にのみ存在している。
そこは同じような想いを持った魂の集まりだから
ある意味心地よくてだからこそ成長することもない。
自分自身を成長させるためには、
いろんな魂のレベルの人が混在する
”この世”という世界を生きることでしか方法がない。
そんな感じで永遠の時間が流れるあの世の世界から
何度も何度もこの世への生まれ変わりを経て
魂の向上を目指すのだ。
”良い人生”を歩んだのなら、
死んだ時、ワンランク上の次元に上がれる。
逆に、”悪い人生”を歩んだのなら、
低次元の世界に落とされる。
そして、何度もの生まれ変わりを経て
いろんな経験をして多くのことを学んで
いろんなしがらみ、執着がなくなった時、
全てを学び尽くした時、
永遠の幸福が待っている。

あくまでこれは私の思う仕組みであるので
全部が全部正しいかなんて分からないけど。

”「もうええわ」って何なん”
っていう動画を見た時、私が感じていたこの仕組みと
彼が伝えてくれた想いが一致して一気に引き込まれた。

この動画の最後に彼はこう言っている。
「人は身体への執着を手放した時に初めて
生死のサイクルから解放される」

彼はこの若さでこの世界を理解しているんだなって
大きな衝撃を受けた。
”彼の生まれ変わり人生はもう終盤なのかもしれない”
とも思った。

「藤井風」という人は
こういうことを理解しその原理を曲にし
多くの人の心に届けている。
非常に魂のレベルの高さを感じる。


ここで「帰ろう」に話を戻すが、
この曲は”死ぬ”ということを”帰る”と表現して
この世を生きる意味を歌っている。
「幸せに死ぬためにどう生きるか」
人は死ぬ時にあの世に持っていけるのは
この世で抱いてきた「いろんな想い」だけ。
お金も地位も名誉も家も肉体も何も持っていけない。

”憎しみあいの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に 忘れよう”

「帰ろう」の歌詞の中盤。
ここの部分、”私が先に忘れる”
簡単な言葉だけど、一番深いなあと思う。
あの世に持っていけるのは、「想い」だけだから。
負の感情を持って帰ったところであの世で何の役に立つの?って。

”ください ください ばっかで
何も あげられなかったね
生きてきた 意味なんか 分からないまま”

そして、この世での幸福は「如何なるものも手に入れること」
お金、家、車、美貌、地位、名誉、、、
でもそれはこの世だけのもの。
「幸せに死ぬ」って「幸せな感情に満たされて死ぬ」
っていうことだと思う。
「幸せな感情」ってどんなかな?って考えた時
やっぱり人のために生きたなとか、
感謝されて嬉しかったなとか
いろんな人に恵まれたなとか
多くの人から愛してもらったなとか
その全ての根底には「愛」があるっていうことかな。

”与えられるものこそ 与えられたもの
ありがとう、って胸をはろう”

そういう愛ある感情、行動、
与えられて嬉しかったことに
感謝の気持ちを持ち
同じものを周りの人にあげていくこと、
愛ある想いをあげていくことが
幸せに死ぬために必要なことなんじゃないかな。
そして、
どれだけの愛を与えられたか
そのためにどれだけの努力をしたか
そこが、魂の向上に反映される部分。

ああ 全て与えて帰ろう
ああ 何も持たずに帰ろう”


「藤井風」という人は
「この世あの世」の仕組みを理解しているからこそ
理解していないとしても
自然に身についているからこそ
どう生きるべきか、何をするべきか
私たちの想像以上に彼はもがいているんじゃないかな。
だから”生きている”

私も自分なりにこの仕組みを理解しているつもりだった。
ただ、彼に、彼の曲に出会って気づいた。
理解しているだけでは意味がない。
周りの人間関係に不満を持ってみたり
必要以上の欲に執着してしまったり
こんなんじゃ意味がない。
私は今までそんなふうに生きてきた。
そして、何となく人生過ごしてきた。
生きている意味なんて気にせずに。

だけど、「幸せに死ぬ」ためにどう生きるかを考えて
そのために日々どんな行動をするのかが大事。
この世に生まれてくる目的は「魂の向上」のため。
そのためにやるべきことは
人それぞれ必ず使命として持っている。
「藤井風」という存在がこんな大事なことに
気づかせてくれた。

彼の作る曲はどれも「学びの要素」が含まれている。
とあるテレビ番組で彼はこう言っていた。

「何かしら意味のあるものしか出したくない
っていうのが絶対ですね」


3月に発売される
LOVE ALL SERVE ALL
からまたどんな学びが得られるか
とてつもなく(笑)楽しみにしている。

普通のアーティストがアルバムを出すとなると
どんな楽しい歌かな?どんな泣ける歌かな?
とか考えるけど、
「藤井風」の場合は、どんな学びかな?って
発想になる自分(笑)

さあ、私もこれから自分の使命を見つける
長い旅に出よう。

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