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2021年、こんなことしました。【イラストレーターかやぬま優】

こんにちは。イラストレーターのかやぬま優です。
今回も大晦日の日に、この1年のふりかえり記事を書いています。
2021年は昨年に引き続きイラストのお仕事をしながら、ワークショップに挑戦するなど新しい取り組みにも挑戦できたかな、と思います。
活動記録みたいなものです。よろしければご覧ください^^

お仕事あれこれ

雑誌のお仕事

50代からの女性向け雑誌『ハルメク』3月号にてイラストを15点描かせていただきました。
うがいをしていたり、お口の体操をしている様子を色々と描いています。
楽しく取り組んでいただけたらいいなと思いながら描いていたら、どことなくユニークな表情のイラストになりました。

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DHC会報誌『みんな、げんき?』内の「げんき広場」ページでタイトル周りのイラストと挿絵を描きました。
記念日ディナーの絵は少し大人っぽく、二人で傘をさしている様子は、ほのぼの懐かしさもある雰囲気です。

季刊誌のお仕事

小田急百貨店・町田店発行の季刊誌『dear U』2021 SUMMER号
「今日は町田でソロさんぽ」のコーナーでイラストを担当しました。
町田でオススメのお散歩スポットを紹介しています。

私が紹介した芹が谷公園は、瑞々しい緑と、噴水や水路が涼しげで初夏の時期は特におすすめです。(もちろん、春は桜が綺麗でお花見にぴったりですし、秋は紅葉が、冬は落ち葉が素敵ですよ。)
公園内には国際版画美術館もあります!

そして、町田小田急百貨店様では、同時にSNSキャンペーンを開催されていて、なんと私も審査員をさせていただきました。
キャンペーンでは「町田らしい!」と感じた写真を、いくつか選ばせていただきました。
クスッと可愛らしいものから美味しいご飯まで、町田の面白さを感じる魅力的な写真がいっぱいでした。楽しい企画をありがとうございました。

書籍のお仕事

成美堂出版発行『カラーコーディネーター スタンダードクラス テキスト&問題集』でイラストを担当しました。
巻頭イラストや女性キャラ、本文カットイラストを描いています。
時代劇ファンとしては、個人的に江戸紫のイラストが気に入っていたり。笑
テキストに登場する女の子と一緒に、色について楽しみながら学んでもらえたら嬉しいです。

ナツメ社発行『かんたん!フリージング離乳食』にて、イラストでマンガを描きました。
マンガを描いてみたい!と思っていたので、とても楽しかったです。
それにしても、毎日の離乳食作りはパパもママも大変ですね。マンガのように、少しでも簡単に、そして少しでも楽しく作ってもらえたらいいなと思って描きました。
レシピも写真も豊富なので、ぜひお手にとってご覧ください。
(私は7コマ目の公園に出かけているシーンのイラストがお気に入りです笑)

ストック年賀状のお仕事

グッドファームプランニング様よりご依頼の2022年のストック年賀状イラストを描きました。
デザインによって違うのですが、フジカラー年賀状のウェブサイト、マイナビやインプレスの書籍等で公開されています。
以下のサイトからもダウンロードしてご購入いただけます。よろしければご覧ください。

動画のお仕事

【パーツ別】先生_正面向き_左手上げてる2

背景

今回初めて、動画用のイラストを描きました。
白内障レンズの研究をされているビッセン宮島先生が、同じく勉強・研究されている他の先生方へプレゼンの仕方などをレクチャーするための動画にご使用いただきました。
一般に公開されているものではないので画像のみの紹介ですが、先生のキャラクター作りからやらせていただき、背景やその他登場人物まで、とにかくたくさん描きました。
パーツごとにイラストを描くということが初めてだったので、貴重な経験になりました。

初!ワークショップ

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私の地元・町田市にある商店街「山崎団地商店街」に、昔から続く駄菓子屋さんがあります。その名も「ぐりーんハウス」。今はオーナーが3代目で、店舗内には駄菓子の他に、シェアキッチンやワークショップスペースも併設されています。

私も小さい頃によく通ったそのぐりーんハウスで、子どもたちに向けたワークショップを開催しました。
無地のバッグに好きな絵を描くワークショップです。布用のマーカーの他、ステンシルや野菜スタンプを用意しました。野菜スタンプが特に人気で、自由に押して、オリジナルのバッグがたくさんできました^^
(当日はイベントが大盛況で、全然写真を撮れませんでした〜泣)
▼こちらのアカウントでワークショップの様子を紹介されています。

展示もしました

表参道OPAギャラリー「今日もおでかけ展」

私も時々参加しているOISスケッチ会の展示が、表参道のOPAギャラリーにて開催されました。
今回の展示のテーマが「自分の原点」。
私は祖父母の生まれ故郷・沖縄に行った時の様子を描いてみました。
(庭に植えてあったバナナの木とか、昔ながらの玄関のない沖縄の家、とか!)

会場では、参加者の作文も一つ一つ展示されていました。
私が書いた作文はこちらです。
良かったら読んでみてくださいね。

自分の原点「沖縄」 

私の祖父母は沖縄県の本部(もとぶ)出身です。祖父は数年前に他界しましたが、祖母はそろそろ100歳を迎えようとしています。昔から本当にパワフルな人で、体を動かすことが大好きでした。
そんな祖母もここ数年は思うように体を動かすことが難しくなってきました。現在住んでいる関西から飛行機に乗って沖縄に帰ることもできなくなり、とても残念に思っているようでした。
今回の展示では、そんな祖父母の生まれ育った「沖縄」をテーマに描いてみました。私にとっても、縁のある場所です。
道中見かけた沖縄料理屋さんや結婚式での伝統衣装。昔ながらのおじさんの家には玄関がなく、おばさんの家の庭には大きなバナナの木がどっしりと育っています。
この絵を見た祖母が、少しでも元気になってくれたらいいなと思います。

展示が終わった後、描いた絵は祖母にプレゼントしました。

駒澤大学 MOUNT tokyoギャラリー「NICE PEOPLE #8」展

東京は駒沢のMOUNT tokyoギャラリーでのグループ展に参加しました。
展示では民族衣装を着た人たちを描きました。
フランスのアルザス地方に住む女の子や、北欧に暮らすサーミの人たち、チェコのブルチノフでは大きな襟と袖、ヘッドドレスが魅力的です。メキシコのユカタン半島では、白地にカラフルな刺繍のテルノという衣装を着て、ダンスを踊るお祭りがあるんだとか。
限られた時間の中でも、人と会えて、話ができて、嬉しかったです。ありがとうございました^^

▼展示作品コメント
今回は民族衣装を身にまとった人たちの絵を描きました。
地域によって衣装の特徴は本当に様々です。
土地の文化を知ることで、そこで暮らす人たちのこともまた、知ることができたらいいなと思っています。

そうそう、微妙な違いではありますが、名前の表記をリニューアルしました。
「かやぬまゆう」から、「かやぬま優」になります。名前だけ、漢字にしてみました。

来年は個展を予定していたり、また新しいことにもチャレンジしていけたらいいなと思っています。

2021年、ありがとうございました。
また来年も、よろしくお願いいたします。

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かやぬま優(イラストレーター)
応援してくださる方がいると、とっても励みになります!イラストレーションを通して、少しでもわくわくがお届けできたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。