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「この保育園でよかった?」年長の親、「保活」振り返って思う【園庭マジ重要】

我が家は、5歳と2歳を保育園に預けています。家からすこし遠いけど、園庭が広くて、緑豊かな園です。

そんななか、こんな記事を読みました。3歳までの小さいお子さんがいらっしゃるご家庭が、保活について対談している記事です。

これを読む中で、「私が選んでよかったと思うポイントは、ちょっと違うなあ」と思ったので、記事にしてみることにしました。

想像以上に重要だった、園庭の広さ

記事では、自宅からの距離を重視して園を選んだというご家庭が多かったのですが、私は、「自宅から少し遠いが、園庭の広い園」を選び、結果的に大正解だったと思っています。

駅から近い自宅から徒歩圏の園はどこも、園庭がなかったり、あっても激狭でした。「園庭はなくても、お散歩で公園にいくから大丈夫」とも言われますが、特にいまの都内の駅近園ならば、園庭は、あったほうが絶対にいいです。

なぜかというと、
都内の公園は平日、お散歩の保育園児で大混雑している
からです…

わたしが住む区では、ここ数年で認可保育園が激増しました。最寄り駅周辺だけでも、5つ以上はできたと思います。そのほとんどが、園庭が狭いまたは園庭がない園です。

そのため、園児は近くの公園にお散歩に行くのですが、園庭のない園が多すぎて、お散歩先の公園が大混雑するという事態に。公園に行っても遊べずに帰ってくる、という日も多くなりました。

また、駅前などの交通至便なエリアの園のまわりにはそもそも公園がない(あっても狭い)ことが多いです。

いっぽうで、うちの子が通っている園は広めの園庭があるので、お散歩にいかなくても、園庭で体を動かせます

また、雨が降るかな?という怪しい空模様のときでも、降ってくるギリギリまでや、やんでからすぐにお外で遊べたり、区内で犯罪が起き、犯人が逃走中のためお散歩できないとき(年1ぐらいあります…!)も、園庭で思い切り遊べました

多少園児が集中しても問題なく遊べるぐらい大規模な公園があるエリアなら、園庭はなくてもいいと思いますが、ブランコと滑り台と鉄棒があるぐらいのふつうの公園しかない場合は、園庭はマストじゃないかな、と個人的には思っています。

自宅からの距離、どこまで許容?恐怖の「絶対自転車乗らない期」

子供たちが通う園は、自宅から遠いといっても、歩くと10分(子供の足では15分以上)、自転車なら5分程度の距離。基本的に自転車で登園するので、距離による負担はほとんど感じることがありません。

ただ、イヤイヤ期や赤ちゃん返り期、子供が「絶対自転車に乗らない」と言っていた時期は大変でした。自転車は絶対ダメ、歩きたい、と言ったとき、子供の足かつ、寄り道してしまったりして、20分以上かかっていたように思います。

自転車で迎えにいっても「自転車に乗らない」と言われたときもわりとお手上げでした…。家までずっと抱っこで帰ったり、園や途中の道、公園に自転車を置いて、歩いて帰り、あとで自転車を取りに行く…ってこともありました。ただ、その時期はトータル半年ぐらいでした。思い出すだけでぐったりするぐらい大変でしたが!

園が遠いと、雨の日や雪の日の憂鬱度がマシマシです。家が近いご家庭は、雨の日は徒歩登園されていますが、うちはそれができない…。また、雪の日は自転車だととても危険です。(都内で自転車がスリップするほどの雪が積もることはあまりないので何とかなってますが)

雨の日は、つばの広い帽子+レインジャケット+レインパンツ+長靴の完全装備にしてから、快適に送迎できるようになりました。ポンチョは裾から足が濡れるし、車輪に巻き込まれそうでヒヤヒヤしたので、いまはレインパンツ一択です。

※詳細はこちらの記事にまとめてみました。

我が家は最初の保活では、自転車で20分以上かかる園も含めて検討していましたが、「絶対自転車に乗らない期」「抱っこで登園すると言い張る期」を経て、「ギリ歩いて行ける園でよかった…」と思いました

※ちなみに、「絶対自転車乗らない期」がないお子さんもいらっしゃいます、というかたぶん大半はそうなんじゃないかな…。

乳児と幼児で、必要な環境は変わる

園庭の重要性は、乳児(~2歳)と幼児(3歳~)で変わると思います。

乳児。特にゼロ歳児は、お外遊びより園内で過ごすことが多いですから、園内の環境が重要。園庭はなくてもいいかもしれません。

3歳以上の幼児には、園庭は大事だと思います。園庭がなくても、思いっきり体を動かせるエリアや設備があるといいですね。帰ってきてからの寝つきが違います(笑)。

保活のポイントその1:園長を見よう

いままさに保活中というパパ・ママは多いと思います。コロナ禍で、園の見学もままならず、保活は難しくなっているようですね。

私が、上の子を足かけ6年、下の子を3年預けて、改めて、保活で何を見るべきか考えると、「設備と園長」かなと思います。

園長は大事です。園長次第で、園の雰囲気や動き、ルールまで、大きく変わります。園長と話してみて、質問に対して誠実な答えが返ってくるか、説明に納得がいくか、保育方針が合いそうか、などを検討しましょう。

「ちょっと失礼かな?ぶしつけかな?」と思うような質問も、あればしてみていいと思います。入園してからトラブルが起きた時の対応が、透けて見えるかもしれません。

園を見学できる場合は、個別の保育士の様子を見るのも大事なのですが、ここ数年は、保育士の入れ替わり・転職がめちゃくちゃ増えていて、「見学の時にいた先生が、入園したらいない」という状態がかなりあり得ます…。

対して園長は、そんなに頻繁には変わりません、たぶん(最近は、コロコロ変わる園もあるようなので、一概には言えませんが…)。

保育士をみるなら、個々人の資質より、保育士同士の関係や、子供とのかかわり方全般をみたほうが、お子さんが入園するであろう翌年以降につながると思います。

ちなみに、公営(区立とか市立)の園の場合は、保育士の人事は安定していると思います(数年ごとのローテがありますが)。私立では、安定している園としていない園があり、最近は後者が激増している、という印象です…。

保活のポイントその2:施設・設備を見よう

園長や保育士など、保育園の人は変わります。でも施設や設備などハードウェアは変わりません。園庭を含む設備は、翌年入園したら、なくなっていた!なんてことはなく、通い続ける限りそこにあります。

というわけで、冒頭の「園庭が大事」に戻ります。園庭は、翌年いなくなったりしないので、重要ポイントとしてチェックする価値が十分にあります。

おわりに

…以上、「意外と重視されてない気がするけど、大事だと思う保活のポイント」を、年長の親視点でまとめてみました。

とはいえ、筆者は1つの園しか知らないので、異論・反論・別の視点はあると思います。参考程度に見ていただけると、うれしいです!




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