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台風に気づかぬほど日常に翻弄された週末の日記

台風が去った。
伊勢湾台風以上の、ものすごい台風が来るらしい…と気構えていた。

我が家は、先週、月曜日にキッチンとバスを解体し、ガスと水道が使えない、家庭内キャンプ生活を強いられていた。

床の張り替え、クロスの張り替え、キッチンが入り、バスが入り、プロパンガスから都市ガスに変わった。

工事が終わり、物を戻しながら、食器の断捨離を試みる。
食器をスタメン、2軍,3軍に分けて、3軍は戦力外通告をした。

彼らの行先をコーディネートせねば。

そんな作業の真っ只中に、孫一家が乱入、客人がお鍋セットを持ってきて、たこ焼きをして、NPOの会議、打ち合わせのオンラインを3件をした。

これらの合間に、問い合わせやら、クレームやらのLINEやメッセンジャーが入る。

なぜ?
こんなにイベント目白押し?

ガレージの隅っこに、落ち葉やらゴミやらが吹き溜まるように、なぜか私の手元には、常にやらねばならぬ事が押し寄せてくる。

ココのところ台風が自分の中にあって、頭の中がとっ散らかりっぱなしだ。

最後のトドメは、親族旅行の予約だ!
親族7人、マイクロバス運転してくれる知人、介護ヘルパー、犬2匹、うさぎ1羽を泊めてくれる宿。
車椅子と犬と貸切風呂!
ハードルが高くて、跳ぶ前にコケそうだった。

春から計画はあったのに、日程が決まったのが1週間前。
決行は10月…!
無茶振りすぎる…。

ネットと電話を駆使してやっとこ予約が取れたのが月曜の夜。
台風の真っ只中だった…らしい。

自分の周りの台風に翻弄され、寝落ちした私は、今朝目覚めたらすでに台風が去っていた。

「台風そんなにひどくなかったね」
と朝コーヒーを飲みながら旦那に言うと、
「そんな事ないよ!夜中バンバン風が吹いててすごかったよ。」

全然知らんかった…。

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