8月1日より我が家的危機管理期間に突入
8月1日
おやじ天使が入院した。
病気とか、事故とかでなく、自ら進んで腱板断裂をつなぐ手術を受けるために…。
彼は、野球中年…。
野球少年時代から、うつの時以外はずっと野球をやっている。
昨年秋に試合中に、ブチっと左肩の腱板を切ってしまったのだ。
医師曰く、手術は今のタイミングしかできないとの事で、手術を決断した。
術後は3ヶ月のリハビリが必要で、その間仕事ができないので、強制的に3ヶ月の休職となった。
彼の仕事は派遣運転手。
運転以外の仕事は無いそうだ…。
我が社なら、いかようにもその間の業務を探すだろうに…。
旦那曰く
「切られなかっただけマシ」
だそうだ。
世の中は世知辛い。
朝の水やりから帰って、犬の散歩。
散歩をしながら、ヒトと毛むくじゃらの娘たちに、わが家的危機管理期間に突入した事を宣言する。
腱板の手術は、なにやら、ドクターは腕利きらしいので、そんなに心配してないのだが、一番の懸念事項はおやじのメンタルだ。
すでに今から
「3ヶ月は飲まない!」
とか宣言しちゃってる。
やらねばならない思考で過ごすと。
計画通りに行かないと、無駄にダメージがでかい。
状況みて、気張らずに、その時のベストを探って行動してもらいたいもんだ。
おやじ天使のメンタルについては、予測不能。
家族は心して、臨機応変に試行錯誤する気でいますぞ。
散歩から帰ると、荷造りを終えたおやじ天使。
荷物多くない?1週間から10日の入院。
私の通勤途中にある病院なんだから、毎日でも洗濯届けられるぞ?
…で、娘に送ってもらって、午後PCR検査して、結果が出たのが14:30。
麻酔医の説明を受けて入院。
4人部屋が空いてなくて、個室へ無料で入る。
夕方、翌日の私の段取りを聞きに病院へ寄る。
エレベーターの前で話していたら、ナースに出くわし、
「PCR検査の後は、個別で会っちゃダメです。病棟に帰って!」
と叱られる。
「そんな事聞いてないし〜」
とおやじ天使。
聞けば、コロナの爆発的な感染で、病院内外てんやわんやだそうだ。
…がしかし。
手術の当日は、病棟まで上がって、待合室で術後会うことができるらしい。
PCR検査もしてない家族がフリーに病棟に入れる…というのも不思議なしくみだ。
気を使うとこと、使わないとこに一貫性が無い。
世の中こんな感じが蔓延してるけど、不思議に思う人が少ないことに驚いている…。
2日は手術当日。
手術中は祈りを捧げる事にしよう。
もう20年も前、目の裏にできた腫瘍を取った手術の際のご祈念メモが出てきた。
祈りは具体的に。
自分でできることは、あがいてでもやるしかないが、自分でどうしようもないことは、祈る。
日本では、無神論者を自慢気に語る人が多いが、私は、祈れる事を幸せに感じる。
無力な自分を自覚し、人は時に、祈るしかできない、力弱い部分もある事を受け止める事も大事なので無いかな…?と思うから。
今朝、スイカの実が美しいかった。
世の中の森羅万象、一切の無駄もなく必然であるなら。
祈る自分もきっと必然なのだろう。
無事に手術が終わり、リハビリ期間のおやじ天使が、新たな経験を、楽しんで過ごせますように。
そして無事に、職場復帰を果たせますように。
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