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レンジフードを掃除した

せっかくの巣ごもり休日。一大決心をした。

ぐーたら主婦の私は、換気扇を何年も掃除していない。怖いくらい油がこびりついていた。レンジフードから、油にまみれたほこりがガスレンジに落ちてきたので、これは危機的状況だと、レンジフードの掃除を決心した。

「レンジフードをそうじしようとおもうんだ。換気扇も外して掃除しよう。」と、ダンナに、換気扇を外してと頼んだら…。

ガタガタっと音がしたので見てみると・・・レンジフードをはずしてくれていた。
・・・ソレ、はずれるもんなんだ…?知らなかった。

「だって、レンジフードはずしてって言ってなかった?」一気に人の話を短縮して変換したな・・・。

まあ、はずれてれば風呂場で洗えるか・・・。

今回、大活躍したのはセスキ炭酸ソーダだ!

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結晶状の粉でスーパーで売ってる。これを水に溶かして、シュッシュッと油汚れにかけておくと面白いくらい良く落ちる。

我が家では、何かのフレグランススプレーの空き容器にセスキを溶かして、風呂掃除にも使っているのだが、この容器が「顔を洗って、10プッシュ30秒待つだけで面白いくらい角栓が溶ける」と名高い、あの、高級スプレーとそっくり。

一度間違えて、セスキ水を顔にかけたことがある・・・。 #ポンコツ だ。

レンジフードも、換気扇も取り外して、ものすごい油汚れがセスキ水まみれになっている。ダンナは、レンジフードをはずして仕事を終えたかのようにテレビを見ている。娘は我関せずと漫画に見入っている。ほこり油まみれのレンジフードと溶け油に使っている換気扇を前に、戦意が一気に消失しかかった・・・。

これは、一家で一丸となって闘わないと!

声がかからなかったら、知らん顔を決め込もうと、見ぬふりをしている家族に声をかけて、総動員で油と闘うことにした。

娘はレンジフードと闘い、油汚れは落ちた・・・が、なんか塗装も一緒に落ちてないか?レンジフードの鉄板素地が出て、なんかまだらになっとる・・・。まあ、仕方ないよね・・・と合意した。

ダンナはため息とうめき声と共に換気扇本体と闘い、溶けた油をスキージーですくい取り、新聞紙でぬぐった。

私は羽やらネジやらと闘い、なんとかキレイになった羽をつけて、換気扇を力を合わせて元の位置に戻した。羽をつけて蓋みたいのを回しつけたら、ボリっと真ん中のプラスチックのネジ部分が取れた。

えっ?これ回したら、ブーンって羽が飛んでっちゃわない?

ダンナは落ち着いて「よく見ろ。金属のネジ部分はハマってる。もう取れないけど・・・。」

換気扇の紐を引っ張ったら、これもブチっとちぎれた。満身創痍の換気扇・・・。キレイになったけど、次に外して掃除するときは交換するしかなさそうだ。思えば、引っ越してきたときからあった換気扇。きっと30年くらい働いている・・・。もうちょっと頑張ってね。

なんか、色々、まともにいかない #とんでも家族 だが、とりあえず、油まみれでない換気扇とレンジフードで、ガスレンジの平和は守られた。

よきかな。よきかな。

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