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コーヒー16:エスプレッソの種類(ミルク編)

おはようございます。
昨日比べたら気温は半分の9℃だけどそれでも寒さとは言い難い。ミモザが本格的に満開を迎えようとしている。

さて、昨日からエスプレッソで楽しめる飲み方を見始めたのでその続きを。
今日はエスプレッソにミルクをさまざまなアレンジをして加えた飲み方を見ていこう。(見ていくのは太字の3つ)

エスプレッソ式コーヒーの飲み方

  • エスプレッソ

  • アメリカ―ノ

  • マキアート

  • カフェラテ

  • カプチーノ

  • カフェコンパンナ

  • カフェモカ

ミルクの種類

今日はコーヒーの種類の前に、ミルクの状態を理解しておく必要があるので、先に見ておこう。熱々のエスプレッソをそのままホットで飲むためにはミルクもあっためる必要があるわけだが、そのミルクにも2種類ある。それがフォームミルクスチームミルクで、エスプレッソマシンなどでミルクを入れたピッチャーに蒸気を通しながら作っている。
フォームミルクとは、泡立てられたふわふわのミルク。柔らかな口当たり、きめが細かくツヤのある泡が美味しい。一方でスチームミルクは、スチーミングしたミルクのフォームミルク以外の液状のミルクを指す。
今日見ていくドリンクの種類は、これらの割合によって変わってくる。

マキアート

まずはマキアートから。
マキアートとは、イタリア語で「シミのついた」という意味があり、コーヒーに注いだ牛乳が白いしみの様に見えることから名づけられたと言われる。
マキアートは、エスプレッソに少しフォームミルク(泡状)を加えたコーヒーのこと。エスプレッソ対ミルクは1:3が目安。ミルクがコーヒーの苦味をおさえるため、少しエスプレッソに柔らかさを加えたい時におすすめ。ミルク本来の甘さを感じられ、砂糖を加えなくても美味しく飲める。

カフェラテ

カフェラテはエスプレッソにスチームミルク(液体)をたっぷり入れたコーヒー。仕上げにフォームミルクも少しだけ加えるが、この泡の部分に模様を描くラテアートでも人気がある。基本的にエスプレッソ対ミルクは1:4が原則とされる。
ミルクの量をカフェラテよりも少なめにして、エスプレッソの味わいを比較的強く感じるフラットホワイトという飲みものもある。

カフェラテとカフェオレ

ミルク入りコーヒーで似たものとして、Caffè Latte(カフェラテ)とCafé au lait(カフェ・オ・レ)があるが違いを確認しておきたい。単純にエスプレッソにホットミルクを入れたものをイタリア語で呼ぶものがカフェラテ(latteがイタリア語でミルク)、ドリップコーヒーにミルクを1:1で加えたものがフランス語が語源のカフェオレ(laitがフランス語でミルク)、イタリアではカフェミストと呼ばれたりする。
エスプレッソの苦味が強いものが良い場合はカフェラテを、苦味を抑えたい場合はカフェオレにするのがいいだろう。
コーヒー牛乳はミルクにコーヒーを加えたもので、ミルクが主体という意味でコーヒーが主体のカフェラッテ、カフェオレとは異なる。飲み物としてのコーヒーの導入としてオススメできるだろう。

カプチーノ

カプチーノは、エスプレッソにスチームミルク(液体)とフォームミルク(泡)をいれたコーヒー。主にフォームミルクがたくさん入っているので、やわらかい口当たりを楽しむことができる。
カフェラテとの違いは、スチームミルクとフォームミルクの割合の差。エスプレッソにスチームミルク:フォームミルク=1:1で作られることが多い。
カプチーノはクリーミーな泡を多く感じられるので、ほっと一息つきたいときにピッタリ。また、よりフォームミルクの割合が多いものをドライカプチーノ、反対に泡が少ないものをウェットカプチーノと言ったりする。

エスプレッソに混ぜるミルクの状態で、マキアート・カフェラテ・カプチーノと分けられるがなかなか一度で覚えるのは難しいがまずは美味しそうと思えるものから試してもらいたい。
余談だけど、イタリアでは、カプチーノなどミルクの多いメニューは夕方からはあまり注文されることはなく、夕方にカプチーノを飲むという行為は、「変」とさえ思われる。ましてやコーヒーをアイスで飲む習慣すらない彼らにとって、食事後にアイスラテを頼むとすごい怪訝そうな顔をされる。一緒にいるイタリア人はとても気まずそうな居心地の悪そうな顔をしているので、おとなしくマキアートか、隙あらばカプチーノを頼むようにしている。


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い一日を。


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