ハワイでマハロ~#16 思い出いろいろ
(#15からつづく)
ローカルツアーの観光部分レポは終わりましたが、観光以外でも印象に残っていることがあるので、そのへんをまとめてみたいと思います。
・ツアー中のお食事事情
ローカルツアー中は、ツアー会社の社長宅にホームステイしていました。
この間の食事やお弁当は、社長の奥様(日本人)が作ってくださったんですよ。こちらのご家庭はベジタリアンでしたので、食事は肉や魚を使わないものでした。
それで驚いたのが、肉も魚も使っていないのに、肉っぽいおかずがでてきたこと。
大豆たんぱくを使ったハムやソーセージやハンバーグだそうですが、言われないとわからないレベルでした。食感も似ているし、丁寧に調理・味付けされているしで、野菜のみのおかずとは思えない食べ応えがありました。
なんと、卵不使用のベジタリアンマヨネーズまであるとか。特にアメリカはそういう点が進んでいると聞いたことがありますけど、びっくりしましたね。
帰国してから調べてみたら、日本にも大豆ミートはありました。ひょっとしたら身近にあったのかもしれませんけど、それまでは気がつかなかったんですよね。
これも旅先で得た経験・知見です。
・ハワイの生活風景
観光は日中に行っていたので、夜は近所を散歩したりして過ごしていました。場所はごく普通の住宅地です。
その時に見かけたのが、家庭用のゴミ箱。アメリカでは、ゴミを専用の箱に入れて家の前に出しておくと、ゴミ収集車がゴミを回収していくシステムのようです。ここハワイでも同様。
このゴミ箱というのが、背が高くて、底に小さな車輪が付いてて、全体的に大きいんですよね(参考画像)。
袋に詰めて出す日本とは違うなー、やっぱりアメリカはなにかと大きいなー(多少の偏見)と思いながら見ていました。
・思いがけない出来事
もうひとつ、すごく印象にのこっていることがあります。
とある晩、近所のちょっとした公共スペースで座って話をしていた時、夜空をものすごく明るい光が横切りました。
えっ!今の何?流れ星?飛行機?と3人で大騒ぎしてしまいましたが、普通の流れ星ではありえないくらいに明るい光だったんですよ。
多分、あれが火球というものだったんでしょうね。あんなに強く光る流れ星は初めて見ました。
今でも印象に残っています。
・ちょっと不思議なクリスマスシーズン
旅行に行ったのは11月半ばでした。旅行初日にホリデーシーズンの始まりである感謝祭を迎えたこともあり、現地ではクリスマスの準備が始まっていました。
ツリー用のもみの木(本物)を売っているお店とか、自宅デコレーションとか。
11月とは言っても、海で泳げるくらい暖かいハワイで見るクリスマスデコレーション。なんだかちょっと不思議な感じがしました。
南半球にあるオーストラリアでは、季節的には夏の状態でクリスマスを迎えるそうですが、こんな感じなのかもしれません。
・車で巡るハワイ
ローカルツアー中は、社長さんが運転する車でオアフ島内を移動していました。
ハワイの公共交通機関には、トロリーやザ・バスがありますが、やはり自家用車での移動は自由で楽です。
とはいえ、道もわからず、交通ルールも違う外国で車を運転する(レンタカー)のはそう簡単ではないと思います。少なくとも私には無理!
そんなわけで、住民である社長さんがすいすい運転して目的地まで連れて行ってくれるのは、とても快適でした。
オアフ島の観光ポイントとされる場所の中には、あまり治安がよくないとされる地域にあるものもあるのですが、そのへんの事情もよくご存知ですしね。
安心してお任せ観光ができました。
・楽園での生活
最後に、ツアー中に社長さんが言っていた言葉でひとつ印象に残っているものがあるので、それを書いておこうと思います。
社長さん曰く、
・自分はアメリカ本土の生まれだけど、ハワイが好きで移住した。ハワイは本当に楽園のような場所だ。
・でも、水不足になりやすいし、生活費は結構かかる
・ハワイは楽園だけど、楽園に住むにはお金がかかるよ
とのこと。笑いながら言ってました。
なかなか興味深い。
実際、ハワイはとても素敵な場所です。何度でも訪れたくなります。
とはいえ、観光ではなく住むとなるとそう簡単なことではないようです。
私自身は移住したいという思いはないですけど、なるほどなるほど、と思いながら聞いていました。
現地のお宅で過ごすローカルツアーだからこそ体験できたことがいろいろあって、楽しかったし、色々な経験ができたと思います。
(つづく)
次回更新は9/27の予定です。
※この記事は、次回更新時に旅ネタマガジン「東奔西走x南船北馬2」に収納予定です。こちらのマガジンは無料です。
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