銀座、冬のいちご祭り（後編）
（前編のあらすじ）
いちご国キルフェボン城の攻略に失敗した佐伯衆。深い反省を胸に、いつの日かリベンジを果たすことを固く心に誓うのであった…
さて、残念ながらキルフェボンの陣に敗れ去ってしまったわけですが、転んでもタダでは起き…いえいえ、失敗から学んで次回に生かしますよ！
店員さんや警備員さんに質問して、自分なりにイベント中のグランメゾンの傾向と対策をまとめてみました。
これで、次回こそ確実においしいタルトを食べるのだー！
とはいえ、これはあくまで集めた情報から推測しただけのもの。簡単な事前リサーチだけでは不十分だったことは、今回の失敗が物語っています。やっぱり、綿密なフィールドワークも大事！
というわけで、実地検証しました(｀･ω･´)
（いや、たまたま銀座乗換で出かける用事があったので。ついでですよ、ついでw）
更なるリサーチの結果、確実を期すなら初回入店組を狙え、ということで、開店前に行くことにしました。以下、当日の様子です（時刻はおおまかなものです）。
10:00
グランメゾン銀座に到着。ショップ待機列を確認。
カフェ入り口にも、既に10人以上が並んでいる。
10:10
警備員さんが列の整理を始める。
10:30
待機列増殖中。カフェ入り口のスペースはほぼ満杯。
この時点で、最後尾の人は、初回入店は難しいかも。
10:40
お店の前の道路にも待機列が形成される。
10:50
お店よりアナウンス。白いちごのタルトときらぴ香のタルトは、本日のカフェ配分がそれぞれ8ピースと7ピースのみ。先着順にオーダーを取るとのこと。
10:55
私の数組前できらぴ香、白いちごとも完売。
11:00
開店。初回入店グループとして店内へ。
開店前から1時間待って、最初の一団として入れました。限定品の一部は完売しちゃいましたが…
席は奥からご自由に、ということだったので、適当なところに座ってメニューをもらいます。
これが、2016年ストロベリーウィークのメニューになります(^o^)
こちらはストロベリーウィーク限定のメニューです。なお、入りきらなくて写ってませんが、右半分にはレギュラーメニューもあり、こちらも注文できます。
使われているいちごの説明。くろいちご、白いちご、きらぴ香は、まだまだ生産数が少ない品種だそうで、くろいちご以外のメニューは、この時点で完売（カフェ販売分）しています。
どれもこれもおいしそうなのですが、せっかくなので希少なものを食べたいなーと思っていた私。白いちごときらぴ香が完売してしまったので、こちらをオーダーすることにしました。
くろいちご。市場には出回らない品種ということで、もちろんこれまで食べたことはありません。どんなお味なのか、期待が高まります。
オーダーして、タルトが来るのをじっと待ちます。
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お待たせしました。これが、キルフェボンのいちごタルトです！
黒いタルト生地の上に、くろいちごジャムを合わせたカスタードクリームが敷き詰められており、その上にはさらにジャム、そしてくろいちごがびっしり載っています。
アップだとこんな感じ。名前のとおり、くろいちごの表面は黒味を帯びた深い赤、中の果肉も濃い赤い色をしています。
さてお味ですが…くろいちごはとても甘みが強いです。いちごだけを丹念に煮詰めて作ったピューレのような、濃い味がします。あるいは、いつも食べているいちごが限界まで熟した時のような、甘さと香り。それでいて、果肉はほどよい歯ごたえがあります。香りも強く、口の中にふんわりとした残り香が感じられるほど。カスタードクリームもいちごの香りがして、主役のくろいちごを引き立てています。
これは、おいしいです。すごくおいしい。1時間待つだけの価値はあると思います。もっとゆっくり、味わって食べたかったのですが、あっという間に食べてしまいました。
これではストロベリーウィークに人が集中するのも、仕方がないかなあ…正直、もう1ピース食べたいくらいでしたが、涙をのんで我慢しましたw
さて、あっという間に食べてしまったし、後ろに人が並んでいることもわかっているので、名残惜しいけど席を立ちました。周囲のお客さんたちは、まだ食べたりおしゃべりしたりしているので、初回入店グループでは私が3番目くらいに早く退去したんじゃないかと思います。
お店の外に出たら11:55でした。
開店後は整理券制になるので、入り口前に数名の待機客がいるほかは、待機列は解消……してませんでしたΣ(ﾟДﾟ)
受付処理待ちの短い列が入り口に、さらにその待機列（短いですが）が路上にできています。どれだけ人が集まるんだ…と驚きました。
ちなみに、この時点での待ち時間がこちら。
既に3時間待ちですよ。
と思ったら、店員さん登場。
工ｴｴｪｪ(´д｀)ｪｪｴｴ工
まだ開店から1時間経ってませんよー！？
恐るべし、キルフェボンのストロベリーウィーク！ﾋｨｰ(((ﾟДﾟ)))ｶﾞﾀｶﾞﾀ
しかし、待ち時間を恐れないのなら、一度食べてみる価値はあると思います。
おいしかったですよ～( ´ ▽ ` )
今回の情報収集と実地検証から、グランメゾン攻略の心得をまとめてみました。これからキルフェボンに挑む皆様、ご活用ください(｀･ω･´)
◎キルフェボン ウィーク参加者の心得（銀座編）◎
・カフェは整理券制、予約不可
・ウィーク期間中、特に週末のカフェはかなり混雑する
・ラストオーダーの時刻から逆算してこれ以上は対応不可と判断されたら、その時点で受付終了（土曜日は15時前に終了してました）
・ストロベリー・ウィーク（冬）とピーチ・ウィーク（夏）は特に人気が高く、とても混雑する
・平日でも、18時台で受付終了の場合あり
・人気の高い商品、店舗限定商品は、早い時間に売り切れる
・商品は、カフェと店頭で別々に販売しているので、カフェで限定品が売り切れてもテイクアウトなら買える場合もあり（タイミングによります）
・早い人は、開店（11時）の1時間半前から並んでいる
・店内は40席ほど？（警備員さん情報。食べログだと75席になっているので、40組くらい、ということかも）
・銀座以外の店舗（東京）: 予約不可。整理券ではなく、ひたすら並ぶ方式。青山は席が少ない
一番ストレスが少ない、確実な方法は予約（テイクアウトのみ）ですかねぇ。当日は不可ですが、事前なら予約できるらしいので、早めに問い合わせてみてください。自宅で頂くのではなく、お誘いあわせで食べたい場合は、食べる場所を確保しておく必要がありますが。
予約以外で限定品を食べたいなら、カフェ/テイクアウトともに、開店より早く行って並ぶしかないと思います（特に週末）。整理券が発行されるのは開店後なので、ずっと立ちっぱなしで並ぶことになりますけど、先頭に並ぶことができれば、どれでも選び放題です（笑）
行列が作られるのは屋根付きとはいえ屋外なので（路上列の場合は屋根なし）、並ぶつもりで行くなら、寒さ対策・熱中症対策をお忘れなく。私の前に並んでた人、震えてましたから(・∀・|||)
限定品にこだわらない、とにかくどれか食べられればいい、というのであれば、テイクアウトならお好きな時間に。
週末のカフェなら、開店前後がよさそうです。開店30分前くらいなら、運がよければ最初の入店グループに入れるかもしれません。
開店直後の段階で90分待ちくらいになると聞きましたし、実際、日曜日は開店1時間で180分～240分になってました。
だから最初からそのつもりで来て、整理券をもらって、銀ブラなり食事なりして戻ってくることにすれば、立ちっぱなしで待つこともないです。
それでは、よきキルフェボン体験を( ´ ▽ ` )ﾉ
（ストロベリー・ウィークは1/27までです。）
銀座より、いちご祭りの模様を、前後編でお送りしました。長文におつきあいいただき、ありがとうございました。
（蛇足）
前回のピエール・マルコリーニも1時間待ちでしたが、ひとりで並んでると時間の経つのが長い…( ；∀；)
ついでに、店内でひとりで食べてる人はほとんどいなくて、びみょーにいたたまれない感が（笑）
というか、ひとりで食べてもおいしいけど、なんだかひとりで食べてるのがちょっともったいない気分でした。こう、誰かと「おいしいねー♪」って言いながら食べたい感じでしたね。キルフェボンのタルトは見た目も華やかで、テンション上がるので、特に。今回は突発フィールドワークだったので仕方ないですけどw
というわけで、今後もおやつ会をやるときは、スイーツ好きそうな方をお誘いしてみようと思いました( ´ ▽ ` )
我こそはという方がいらっしゃいましたら、こっそり教えてくださいw